コラム

海外製の安いパソコンって大丈夫?安いのにはわけがある

海外製やすいパソコンが大丈夫か気になっているキャラクター

ヤマダ電機やケーズデンキ等の家電量販店のパソコンコーナーに行くと、NECや富士通、東芝等の国内メーカーの製品が多く並べられています。

その価格は10年前と比べとても安くなりましたがそれでも10万位はする高価なモノばかり。

そんな国内製品の傍ら、lenovo(レノボ)やAcer(エイサー)、ASUS(エイスース)と言った海外メーカーが並んでいて安さに目を奪われることがあるかと思います。

国内メーカーの製品は10万くらいするのに海外メーカーは5万前後、安いモノだと3万くらいでもあるしなんでこんなに安いの?

買って大丈夫なの?

って思いますよね。本ページではそんな疑問にお答えします。

パソコンはインターネットの乗り換えによって無料で購入出来ることもあります。

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海外製品のパソコンが安い理由

一言に海外製と言っても様々です。数年前までは海外製のパソコンと言えばDELL(デル)やHP(ヒューレットパッカード)などのアメリカ製品がほとんどでしたが近年は先ほど上げたアジア系のメーカーが急増しました。

これらアメリカ系、アジア系の海外メーカーのパソコンは何故安いのでしょうか。

その1 ブランド力がない

特にlenovoやAcer、ASUSなどは日本では安いメーカーというイメージが定着しています。

そのためそれらのメーカーは安価なパソコンしか販売しないという戦略を取っています。安さが売りのメーカーが高額な製品を作っても売れませんからね。

ただ最近はASUSやHPなどのブランド力が上がってきたので10万円を超えるハイエンドモデルも販売されるようになりましたね。

逆に国内メーカーは「ノートパソコンは10万くらいするもんだ」というイメージを消費者が持っているため価格を海外メーカーに合わせなくても売れます。

そのため国内メーカーは価格を落とさず余計な機能を付ける方向に走るわけです。

その2 機能面を落としている

NECや東芝等の国内メーカーのパソコンの多くは他社に負けないようにと様々な機能を付けて販売しています。

パソコンコーナーに行くとすぐに気が付くと思いますがパソコンなのにテレビが観れるモノも多いです。他にもブルーレイが観れたり、同メーカーの機器(デジカメやスマホ)等と連携が出来たり・・・

海外メーカーのパソコンにテレビが観れる製品はほとんどありません(というかみたことない)。メディアドライブも一般的にDVDまでが主流でブルーレイドライブが標準搭載されているモデルもほとんどありません。

国内製のパソコンは最近ではフルハイビジョンより4倍高画質と言われている4Kが搭載されているモデルもあり高額なハイエンドモデルも多いです。

特にディスプレイ(モニター)の質が違います。

国内メーカーの10万円を超えるノートパソコンでは4Kが搭載されていなくても比較的高画質でキレイな画像が映し出される高性能のモニターが搭載されています。

それに比べて安価な海外メーカーの製品は画質が荒く、全体的に暗いモニターが搭載されています。

その3 オフィスソフトが入っていない

実はこれがかなり大きいです。

Microsoftのwordやexcel、powerpoint等のオフィスソフトは実はかなり高額です。

上記3点とメールを使用する際に使うoutlookが入った「office home and business」というソフトは、ソフト単体で購入すると3万くらいします。powerpointのない製品だと2万くらい。

国内メーカーは標準でインストールされていることが多いですが安価な海外メーカー製だと付いていないことが多いです。そのためパソコンを5万で買ったとしてもオフィスソフトを3万で買って入れるとなると単純計算で8万掛かるので結構高く付きます。

 

安い理由をまとめると、

  • ブランド力がないため全体的に安価
  • CPUやメモリなど処理能力以外の機能を落としている
  • オフィスソフトが入っていない

CPU、メモリが同じで、処理能力にあまり差がないパソコンでも、「液晶画面の品質」「ブルーレイ or DVD」「オフィスソフトの有無」だけで5万円前後は変わってきます。

海外製品のパソコンって大丈夫?

上記の理由で海外製のパソコンは国内メーカーに比べて破格に安いのですがやっぱり心配だなあという意見もあると思います。が、個人的には用途によっては何の問題もないと思っています。

というのも私自身現在使用しているパソコンはアメリカ製のモノ(HP)ですし最近は大手メーカーや官公庁等でもDELLやlenovo等の海外製品を普通に導入しています。

昔と違って海外製だからだから壊れやすいというイメージもないですし、そもそもパソコン自体の商品サイクルが短いのでだいたい壊れる前に買い替えることが多いと思います。

というかそれ以前にパソコンって国内製品でも基本的に中身は海外製で、主要な部品やソフトウェアの多くはどのメーカーも同じです。ソフト面に関してはどのパソコンでもwindowsかmacでどちらもアメリカ製なわけですから。

少し前にlenovoに始めからインストールされているソフトウェアが問題になりましたがこれは自社のソフトウェアをインストールしていればどのメーカーでも起こりうる問題であるため、海外製はやっぱり怖いというのは安直な考え方です。

ただしイラストや画像編集の仕事をしたい場合、高画質であることが望ましいので、その際は安価なモデルは避けた方が良いです。またパソコンで高画質の映画を観たいという場合も画質のキレイなモデル(最近は海外メーカーにも良いのがある)を検討しましょう。

おすすめノートパソコン

ではここで海外メーカーを含めたおすすめノートパソコンを紹介しますのでご参考ください。

それぞれ「コスパ重視」「コスト重視」「ハイエンドモデル」を紹介しています。

コスパで私が選んだのはマイクロソフトのSurface

以前ノートパソコンを買い換える際に私はMicrosoftのsurface Laptop(サーフェイス ラップトップ)を選びました。

サーフェイスはなんとなく「高い」というイメージがありましたが、

  • オフィスソフトが必要
  • 高い処理能力(Corei5以上)
  • 持ち運びが出来る軽量タイプ
  • ある程度の画質も欲しい

という条件で選ぶと実はかなり安く収まります。

というのもそもそも持ち運びが出来るモバイルノートパソコンは全体的に高額になりやすく、それなりの処理能力のものを選ぶとDELLやLenovoの安価なモデルも8万円程度します。

これにオフィスソフトをつけるとやはり10万円くらいするので、それなら11万円出してタッチパネルも付いてくるsurface Laptopがお得感があります。

コスト重視で選ぶならmouseの安価モデル

mouseは国内メーカーですが、ネット通販による直販に力を入れており、低コストを実現しているため、コスパが非常に高いです。

4万円程度という低価格でありながら、メモリの大きさは4GB、重さ約1kgと非常に軽量で、モバイル性に優れています。

Officeが搭載されていないので必要な場合は別途購入する必要がありますが、それを含めてもかなりお得だと思います。

品質重視であればNECの超軽量タイプ

NEC製の超軽量パソコン。こちらももちろん国内メーカーです。

「LAVIE Hybrid ZERO」は本体重量が800gを切っており、世界最軽量を誇っています。ノートパソコンは一般的に1kgを切っていれば非常に軽いとされているので800gだと本当にものすごく軽く感じます。フリスビーのように投げられます。

十分持ち運びに優しいsurface Laptopが1.2kgなのでそれよりもペットボトルひとつ分近い軽さ。またこちらのパソコンはもちろんOfficeが搭載されており、スペックも申し分ありません。

海外製パソコン購入に関するQ&A

最後に海外製パソコン購入を検討する際の質問とその回答をまとめました。

  • 世界のパソコンメーカーのノートパソコン販売ランキングを教えてください

    Trendforceという調査期間の2019年上半期のレポートによると
    1位:HP
    2位:Dell
    3位:Lenovo
    4位:Apple
    5位:Asus
    6位:Acer
    となっています。

  • 有名な中国製パソコンメーカーはどこですか?

    ・Lenovo
    ・Huawei
    ・ASUS
    ・Acer
    が有名です。特にLenovoはもともとIBMのThinkpadという超人気ブランドで、中国企業が買い取ったものなので信頼性も人気も高いです。

  • 海外メーカーパソコンは色々ありますがどれを選んだらいいかわかりません

    2つの軸で選べばいいでしょう。
    ・コスパと信頼性
    ・見た目とスペック
    悩むのであればコスパと信頼性のバランスがいいのはLenovo、hpでオススメです。あとは見た目とスペックで決めれば問題ありません。

  • 海外でパソコンを購入しても大丈夫ですか?

    電圧はパソコンの電源アダプターが調整してくれますが、電源プラグの形は国によって違うので、日本で使う時には形状変換アダプターが必要になります。また国によってはOSがインストールされてなかったり、日本語がそのまま使うと文字化けしたりするため、日本で買うよりは手間がかかります。

  • Acerを買おうかと思っているのですが評判はどうですか?

    パソコンに慣れているのなら問題ないでしょう。コスパもよく信頼性も高いです。しかしサポートが手厚くないので何か問題が起こった時に自分である程度解決できる人のほうが向いています。

  • 海外で使うのにオススメのパソコンはどれですか?

    パソコンは基本的に世界中どこでもつかえるようにデザインされているので、海外だと使えないパソコンというのはありません。なので、日本で使うパソコンを選ぶときと同じ感覚で選べばいいでしょう。ただし持ち運びするなら軽いほうがいいですし、故障時のサポートが心配ならDELLやMicrosoft、Appleといった世界中に拠点があるメーカーのほうがオススメです。

  • パソコン初心者が買ってはいけないパソコンはありますか?

    基本的に
    ・中古パソコン
    ・古いパソコン
    ・サポートの弱いメーカーのパソコン
    は避けましょう。そうなると「国内メーカーやMicrosoft/Appleの比較的新しいモデルを新品で買う」これがおすすめです。

  • パソコンにはどんな種類がありますか?

    ・OS(パソコンの土台となるソフト)
    ・形状
    ・性能
    ・Wi-Fi機能の有無
    ・付属ソフトの有無
    が違います。
    OSならWindows・Mac・Linuxと3種類ありますが、Linuxは一般ユーザー向きではありません。形状はデスクトップ・ノートパソコン・タブレットとしても使えるパソコンがあります。性能はCPU・メモリ・ディスク容量の違いが見るべき基本的なポイントです。

まとめ

海外製のパソコンは余計なソフトや機能がなく必要最低限の機能しかないため安価で販売されています。パソコンは本来自分が必要なソフトウェアをインストールして、自分が使いやすいように出来ることが特徴的でした。

そのため私を含めパソコンを使い慣れている人にとっては海外製のパソコンの方が使い安いと感じることが多いでしょう。

さらにベース価格も安いので私のようなお金のない人でも高性能なパソコンを手に入れることが出来ます。

安いモノには理由がある。高いモノにも理由がある。その理由を知り、考慮した上で判断することが重要ですね。

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ねとみ
フレッツ光販売、電気通信事業会社の営業経験あり。 光回線やWiMAX、格安SIMなどについて解説しています。 ご意見、ご質問、お問い合わせはTwitterのDM、リプライでお気軽にどうぞ!
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POSTED COMMENT

  1. このようなしょうひんをさがしていましたが、にほんだと4万します。
    マウスk-ボート別に購入して。HDMI端子で。TVをスクリーン代わりと。ある日本のお店にきくと。スチックたいぷのほうがうれているそうですが。USB端子がひとつしかありません。2万円の中古のパソコンを1年ごとに買い替えてます。YOKUがみたいのですが。100に1さいせいするかなってかんじです。教えてください 説明書 等 全英語でしょうし 設定できるでしょうか。また 2万くらいで。おすすめがあれば。教えてください あと言語変換できますか。英語は90%くらいりかいできません・  ps無理してでも。にほんでかったほうがいいでしょうか。自分はインターネット ネットバンキング メール WEB買い物 IEだけつかえれば。じゅうぶんです、よろしくおねかいします  大阪市 鹿野 靖裕

    • T.K.エルモ より:

      国内で販売されている新品のパソコンで2万円くらいで買えるものはほとんどありません。
      低スペックの海外製パソコン、レノボ等でも3~4万位はすると思います。
      2万の中古パソコンで十分かなと思います。私ならそうする。

  2. 鹿野 靖裕 より:

    エルモ様。アドバイスありがとうございます。アイパッドミニプラス20インチモニターが。
    合理的ですね

  3. nema より:

    国産の最近のPC さわって手こずりました。
    一般売りの WINOS 入れようとすると 回復モジュールがじゃまします。
    専用ディスクを買うと、パーテーションがさわられて 赤ちゃんPCになってしまいます。
    バックアップしろと言われても 大量のデータ入れるところがありません。
    デルばかり渡ってきてこれには面食らいました。
    もう、国内製には手を出しません。
    ではでは

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