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ボッシュ、目の部分だけ遮光する新型サンバイザー『Virtual Visor』発表

快適に運転するためにも早期実用化が望まれます

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
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Bosch2020年1月5日(現地時間)、自動車機器メーカーのBoschは、液晶パネルを用いた透明なデジタルサンバイザー『Virtual Visor』を発表しました。

『Virtual Visor』は、透過型の液晶パネルと車内カメラで構成されています。車内カメラでドライバーの顔を撮影し、AIがその映像を解析して「どの角度から太陽光が差し込んでドライバーの目の部分に当たっているのか」を特定。目に当たる太陽光が「通過しているパネルだけ」をサングラスのように暗くし、まぶしさを軽減させるという仕組みです。

従来の分厚いバイザーには、光は遮れるものの、前が見にくくなるというデメリットがあります。しかし、本製品は透過型の液晶パネルなので、暗くなっている部分以外は透明なまま。視界の邪魔になりません。また、右左折して太陽光の角度が変わっても、自動で認識して遮光してくれます。

2020年1月6日(現地時間)よりアメリカ・ラスベガスで行われる『CES 2020』で、本製品のデモが展示される予定です。太陽光、特に西日のまぶしさはドライバーにとって厄介なもの。快適に運転するためにも早く実用化してほしいですね。

CES 2020の記事はこちらから確認できます。
 

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関連キーワード: ai, bosch, car, CES2020, Gadgets, sun visor, technology, Virtual Visor
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