千田 有紀

少なくとも私は「原因」だとは思っていません。多くの女性が性暴力の不安を抱えているのは事実ですが。ツイッターでの話が終わらないので、まず論文にしてみますね。ありがとうございます。https://twitter.com/frroots/status/1214320660769472514…

社会理論家として、『シスとトランスという軸ではどの性別であれシス側がマジョリティ』という認識は共有していません。申し訳ありません。どれだけ責められてたとしても、理論家としてYESとは言えません。ご理解ください。前に述べたように「ソーシャルコンストラクショニズム」などお読みください。https://twitter.com/SQ84vAfN8coGV3W/status/1213749350112714753…

これ以上は、論文にしたいと思います。繰り返しますが、私はトランスも女性も差別（日頃はあまり差別という言葉は使わないのですが、ここはこの言葉しかない）されない社会、暴力のない社会をめざしています。よろしくご理解のほどをお願いします。

LGBT関連の運動をする人たちから、今回「黙れ」という言葉を多く投げつけられました。「お前は黙ってろ」「発言しなければいいんだ」と。黙れ黙れと沈黙させることは、何を意味するのでしょうか？問題を「差別意識」に還元しないで下さい。そもそも「黙れ」と言われてきたひとたちではないんですか？

のぞきを含めて、私は風呂で複数回の性被害にあっています。私が風呂場に男性が乱入してきて怖かった話を書いたとき、「こんな話をするなんて信じられない」という非難が相次ぎました。では逆に問いたい。なぜ私は性被害を話してはいけないのですか？「シス女性はマジョリティ」だから？

ただ性暴力が存在すること自体は否定できない。女性たちが口にしている不安や危惧は、私が聞いた限りでは、トランス女性に向けてではなく、トランス女性という口実で加害者が潜むのではないかというものがありました。「ターフ」と呼ばれている女性たちですら「差別したいのではない」と明言していた。

私は、この社会には性暴力が存在していると思っています。それは誤解でも口実でもないと思います。どのような文脈でどのように語られるかという問題がありますし、すべての女性が同じような恐怖を感じているかと言われれば異なりますが（例えば若いときは深刻な問題でしたが、いまは気楽になりました）

清水さんは「性暴力」がトランス排除の口実として利用される、そのような言説資源であることを明確にしてきなさいました。私は今回の騒動で改めて確認できた、有用な認識でしたので、感謝しています。

誤解しないでほしいのですが、清水さんの個人攻撃をしたいのではないのです。ただこのようなやり方では「話し合い」など不可能です。ツイッター上では制約がありますが、しかし曲がりなりにも研究者としてのルールは確認しておきたいです。自戒を込めて。

研究の評価に関する発言を、確認もなしに、一方的に修正・撤回を求めるとは、私はこの行為は研究の死を意味すると思いました。自戒を込めて確認したいと思います。清水さんはその後、研究評価についての発言だと思わなかったというようなことをおっしゃいましたが、文脈から明らかだったと思います。

また清水晶子さんからは発言の撤回や削除を求められ、心底驚きました。清水さんの誤読と謝罪をいただきましたが、研究者としてある事象の評価を許さないのは、言論統制だと思います。フェミニズム批判ならOKではなく、どのような評価でも研究者はする権利があると思います。https://twitter.com/akishmz/status/1213733955104411650?s=20…

私は研究者ですから発言の裏には（わかられないと思いますが）それなりの社会理論があります。そして私自身が様々な意見を持ち、問題をどのように切り取るかは「自由」があると思います。 それを無知蒙昧な発言と決めつけられ、発言の意図は「差別意識」や「不勉強」と一方的に決めつけられたくない

この問題について非常に残念だったのは、まず私の発言の真意を問う礼節あるコメントが、三橋さん以外からでなかったことです。 「差別を対立といった」と怒り狂い、過去のキズナアイの炎上まで持ち出して、私を攻撃してくるようなやり方は、かなりアンフェアだと思います。

きちんと立場を表明したほうがいいと思うに至りました。論文のかたちにして、私の考えを届けたいと思います。

いままで考えることはありますが、難しい問題であることは認識していましたし、トランス差別につながる得ることも避けたいと思って、沈黙をしてきました。 ただ私が「差別者」と表象されて「嫌がらせ（申し訳ないけれども事実）」を受けるに至って、私自身の名誉のためにも、問題の深化のためにも→

トランス女性への「差別的言辞」そして、シス女性への「差別的言辞」も飛び交っています。私は双方に胸を痛めています。ただ「シス女性はマジョリティである」から、自分への差別的言辞に反論する立場にないという意見には賛同できません。この件は社会理論としては長くなりますから別稿にします。

申し訳ないのですが、この意見は一貫して変わってはいません。対立があることは事実です。その対立が構造的に強いられたものであるのも事実です。例えば「トランス女性とシス女性」VS「男性（ここでいう男性は記号的なものですけれども）」という構造ができてもいいのに、ならないことは構造的問題です

「トランス差別」問題について。「（シス女性とトランス女性の）対立をもたらす構造がある」ことに胸を痛めていると発言したことに、強い反応を受けました。ツイッター上ではたぶん最後の発言にします。 私は、トランスを含むセクシュアルマイノリティへの差別、もちろん女性差別にも反対しています。https://twitter.com/chitaponta/status/1214282097004699648…

はい。クィア理論は確実にYESとは言わないと思います。フェミニズムは、女性という目的や利害共有する集団的カテゴリーとしての「女」の解体をここ30年してきています。あなたの非難は、誤読と誤解だと思います。糾弾口調をやめていただきたい。藁人形叩きです。https://twitter.com/makikrmr/status/1214208349094330369…

追加します。マイノリティでも、つねに無謬ではありません。そもそも、「マイノリティ」の定義をめぐる闘争は、日常的相互作用につねに存在しているといってもいいでしょう。少なくともそのことは、ここ30年の理論的合意であり、また社会的現象としても、事実だと思います。

トランスでもシスに対して差別者となる場合はないと思われますか？例えば「漫湖臭い」などの発言をするなどです。私が大学教員であるという意味は完全に削ぎ落とされ、「お前なんて結局、性的存在以外ではないし、しかも性的存在としても劣っている。黙れ」という意味だと思います。これ基本です。以上

おそらくそこに相違があるのでしょうね。ごめんなさい。どんな意見をお持ちでもよいのですが、あなたの振る舞いは、専門家に対しては、無礼だと思います。

申し訳ありませんが、おっしゃるように「軽率」であると思います。私はこれ以上説明しませんが、納得されないのであったら、清水さんなどの研究者にお聞きください。この理論的立場を否定する理論家はいないと思います。反論するならば、その場でどのような権力関係が発生しているかの分析です。

結構ですし、ご意見をご自由に表明していだく自由はあるのです。ただ「基本的知識と読解」の欠如に基づき、「糾弾」はやめていただきたいなと思います。説明するのは少なくとも、数回の授業が必要です。私は一応、ジェンダー理論の専門家なのですが、無知蒙昧な差別者よのうに表象しないでください。

多分清水さんなどの研究者ならご理解されていると思いますけれど、ポスト構造主義以降、すべての関係の権力関係は場面や文脈によって決定されます。それは男女関係でもそうです。そして「抑圧ー非抑圧」というタームは、すでに破棄しています。申し訳ないのですが、どのようなご意見をお持ちでも→https://twitter.com/makikrmr/status/1214208346439344130…

HIMAWARIっていうシャンプーを使っているんだけど、なんだか昔の思春期に使っていたかおりがする。何だろうってみたら「スカンジナビアのかおり」って書いてあった。スカンジナビア…。そうなのか…？

もちろんなるわけないだろう、っていうオチを確認しておきますよ。