オンラインサービスやアプリを利用するときに、SMS認証を利用して本人確認を実施するケースが増えています。電話番号を利用できる音声通話プランでしたらSMS認証可能ですが、電話を利用しないにもかかわらず、基本料金が高い音声通話プランで契約するのはもったいないですね。

格安SIMで、電話番号が発行されないデータ通信プランを契約した場合、SMSを利用することができるのでしょうか。

大抵の格安SIM会社では、データ通信プランを契約したユーザーのために、SMS用の電話番号を提供しています。また、SMS用の電話番号をオプションサービスとして提供しています。

そこで本記事では、格安SIMで通話プランを契約せずに、SMSが使え、なおかつ料金が安いプランをまとめました。ぜひ参考にしてください。

 

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格安SIMでSMSが使える最安プランを料金の安い順に紹介

【b-mobile】データSIM:320円/月~(SMSオプション料金含め)

データ容量回線
種類
990 JUST FIT
(音声+データ)
190PadSIM
(データ+SMS)
190PadSIM
(データのみ)
100MB
まで
D-320円190円
S--
1GB
まで
D990円610円480円
S990円-
3GB
まで
D1,290円980円850円
S1,690円-
6GB
まで
D1,790円1,580円1,450円
S2,390円-
10GB
まで
D2,590円2,320円2,190円
S3,190円-
15GB
まで
D3,590円3,410円3,280円
S4,390円-

格安SIMの中で、一番安価な料金で格安SIMを利用できる会社がb-mobileです。

b-mobileの190PadSIMというプランは、データ通信量が100MBまで月額190円で利用できます。加えてSMSオプションが月額130円ですから、合計320円で、SMS付きのデータ通信プランを契約できます。

SMS「だけ」を考えた場合は一番格安に利用可能ですが、実際に最安料金で運用する場合、注意点が2店あります。1つめは、190PadSIMでSMSを利用したい場合は、Docomo系、もしくはSIMフリーのスマートフォンが必要です。b-mobileでは、Docomo回線以外にSoftBank回線を契約できますが、残念ながらSoftBank回線ではSMSをつけることができません。

もう1つの注意点は、月額320円で利用するために、データ通信量を100MBに抑える必要があります。100MBを超えると、次の上限が1GBとなり、利用料金が610円と一気に価格が倍近くに上がります。100MBで抑えることを考えると、Wi-Fiなどを活用するなど、データ通信をほとんど利用せずに運用する必要があります。

 

【ロケットモバイル】データSIM:398円/月~(SMSオプション料金含め)

ロケットモバイルは、低速通信のみでデータ通信を利用可能な「神プラン」を提供しています。神プランにSMSオプションをつけることで、格安でSMSを利用できます。

ロケットモバイルで神プランを最安で利用するためには、Dプラン(Docomo回線)で契約する必要があります。Dプランですと月額298円で契約できますが、プランA(au回線)、プランS(SoftBank回線)ですと月額398円です。SMSオプションは一律150円です。最安で利用するなら、Docomo系もしくはSIMフリーのスマートフォンを用意する必要があります。

注意点は通信速度です。神プランのデータ通信速度は200kbpsです。200kbpsという速度は、通信制限がかかったときの速度です。一度体験したことがある人なら分かると思いますが、写真が多いサイトや動画サイトはほとんど使い物になりません。メールやLINEなどの文字情報中心に使う必要があります。

ただし、ロケットモバイルの神プランは、通信制限は発生せず、ずっと200kbps付近の速度で運用できますから、低速通信で良いからSMS付きのデータ通信プランを契約したい時には検討しても良いプランです。

【LINEモバイル】データSIM:620円/月~

LINEモバイル

 

LINEモバイルはデータ通信量が1GB利用できて、なおかつSMSも利用可能な格安SIMです。ロケットモバイルと違いは高速回線が1GB利用できますし、b-mobileと違い通信量で値段が変わることがありません。

LINEモバイルのデータ通信プランでSMSを利用する場合、SMS付きのLINEフリーを契約します。SMS付きのLINEフリープランは月額620円で契約できます。

LINEモバイルでデータ通信プランを契約しようとすると、自動的にLINEフリープランを契約しますが、LINEフリープランはその名の通りLINEは容量無制限で利用することができます。LINE自体、日本で利用者が多いアプリですし、トークや通話に加えてニュースなど、LINEだけでもさまざまなサービスを提供していますから、いざというときに心強いのです。

またLINEモバイルは、大手キャリアを除けば唯一LINEの年齢認証が可能です。ID検索や電話番号検索は、一般的に使う機会は多くないかもしれませんが、いざというときに困ることがありますから、LINEで年齢認証するならば、LINEモバイルを契約するのが一番良い方法です。

 

【イオンモバイル】データSIM:620円/月~(SMSオプション料金含め)

イオンモバイル
コース音声SIMデータSIM
(SMSなし)
シェア音声
(最大5枚)
500MB1,130円--
1GB1,280円480円-
2GB1,380円780円-
4GB1,580円980円1,780円
6GB1,980円1,480円2,280円
8GB2,680円1,980円2,980円
12GB3,280円2,680円3,580円
20GB4,680円3,980円4,980円
30GB5,680円4,980円5,980円
40GB6,980円6,480円7,280円
50GB8,980円8,480円9,280円

イオンモバイルは、データ通信プランが1GBで480円と、SMSオプションが140円、合計620円でSMSが利用できます。イオンモバイルの特徴は全国に展開している店舗です。

イオンモバイルはインターネットの他にイオンの店舗で契約することが可能です。一般的な格安SIMは、実店舗はほとんどなく、インターネットで契約を申し込むことがほとんどですから、実際のお店で契約したい、インターネットで契約したくない人にとってはおすすめの格安SIMです。

イオンモバイルには注意点があります。1点目は、LINEモバイルのようなサービスをほとんど提供しておらず、価格以外にこれといったウリがありません。また、通信速度制限がかかると、他の格安SIMと同じように200kbpsで利用できるのですが、通信速度制限中に、366MB以上のデータ通信を利用してしまうと、さらに速度制限がかかります。低速通信でさらに速度制限がかかると、ネットは利用できないのと変わりません。

1GBのデータ通信量ですと、ちょっとデータを使いすぎてしまうと速度制限がかかってしまいますが、速度制限中に速度制限がかかってしまうようでは、いざというときに頼りになりません。

ちなみにLINEモバイルは通信速度制限中にさらに速度制限がかかることはありませんので、速度制限で使いすぎが怖い場合はLINEモバイルの方がおすすめです。

 

【楽天モバイル】データSIM:645円/月~

スーパーホーダイ(ドコモ回線)
10分かけ放題×回数無制限付き
最低
利用
期間
プランS
(2GB)
プランM
(6GB)
プランL
(14GB)
プランLL
(24GB)
3年1,480円2,480円4,480円5,480円
2年1,980円2,980円4,980円5,980円
1年2,480円3,480円5,480円6,480円
組み合わせプラン
プラン
通話SIM
データSIM
(SMSあり)
データSIM
(SMSなし)
ドコモ回線
au回線
ドコモ回線
au回線
ドコモ回線
ベーシック
プラン
1,250円645円525円
3.1GB1,600円1,020円900円
5GB2,150円1,570円1,450円
10GB2,960円2,380円2,260円
20GB4,750円4,170円4,050円
30GB6,150円5,520円5,450円

楽天モバイルでSMSありのデータ通信プランを最安で契約するには、月額645円のデータSIM(SMSあり)のベーシックプランに契約する必要があります。

ベーシックプランの内容は、ロケットモバイルの神プランと同じく、最大通信速度が200kbpsという低速通信プランです。楽天モバイルの低速通信は、イオンモバイルとは違い、通信制限がありませんので、通信速度が遅すぎて使い物にならない、とまではなりません。

楽天モバイルのベーシックプランの特徴は楽天というブランドです。今や楽天はインターネットサービスの中でもトップクラスに利用者数が多い会社ですから、他の会社と比べて安心感があります。また、楽天モバイルは、2020年以降に第4のキャリアとして運営するという安心感もあります。

スマートフォンは、現代において、それがないと生活に支障をきたすほど生活に密着しているインフラですから、いざという時の安心感はないよりもあった方が絶対に良いのです。

 

【mineo(マイネオ)】データSIM:700円/月~

mineo(マイネオ)
データ容量回線
種類
デュアルタイプ
(音声+データ)
シングルタイプ
(データ通信のみ)
500MBA1,310円700円
D1,400円700円
S1,750円790円
3GBA1,510円900円
D1,600円900円
S1,950円990円
6GBA2,190円1,580円
D2,280円1,580円
S2,630円1,670円
10GBA3,130円2,520円
D3,220円2,520円
S3,570円2,610円
20GBA4,590円3,980円
D4,680円3,980円
S5,030円4,070円
30GBA6,510円5,900円
D6,600円5,900円
S6,950円5,990円
回線種類:A=au回線 D=ドコモ回線 S=ソフトバンク回線

最後はmineoです。mineoはいち早くトリプルキャリアに対応した格安SIM会社ですから、DocomoもauもSoftBankとすべてのキャリアのスマートフォンでも契約できますが、mineoで格安でSMS付きデータ容量プランを契約するためには、Aプラン(au回線)で契約する必要があります。

mineoでデータ通信量を一番抑えて契約するには、500MBのプランを契約する必要があるのですが、Aプラン以外はSMSが基本料金だけでは利用できず、オプションがつくことでAプランよりも高くなってしまいます。そのため、他社とは違い、mineoでSMS付きデータ容量プランを最安で契約するならば、auもしくはSIMフリーのスマートフォンが必要です。

auスマートフォンを保有していて、SMS付きのデータ通信プランを契約したい時はおすすめです。

 

格安SIMでSMS認証用に電話番号を持つ場合の最安料金:まとめ

格安SIMで、SMS付きのデータ通信プランを最安で契約する方法をまとめました。

SMS付きのデータ通信プランを利用するにあたり、気をつけるポイントは3点あります。

  • 所持しているスマートフォンのキャリア
  • データ通信の容量
  • 低速通信中の速度制限

格安SIMは、Docomo系の回線を使って運用していることが多いため、Docomo系のプランが一番安い料金で契約できることが多いですが、mineoなど一部の格安SIM会社では、Docomo以外のプランが安くなることがありますので、どこのキャリアのスマートフォンを利用しているかは重要です。

それ以上に重要なのが、データ通信量と低速通信時の速度制限です。高速通信が使えるといっても、1GBと容量が小さく、すぐに速度制限がかかってしまいます。

SMS付きデータ通信プランを契約するならば、高速通信はおまけと考えて、動画や写真などはなるべくWi-Fiを使い、普段やメールやテキスト中心のサイトを見るなど割り切ることで、ストレスを感じずに使い続けることができますよ。

LINEモバイルのメリットや評判、乗り換え方法はこちらの記事にまとめていますので、気になったあなたは参考にして下さい。

 

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