こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

もしもインフルエンザで寝込んでいるときに避難指示されたら。

 

子どもがいると

学校から流行り病をもらってきます。

良くある話です。

 

ノロウイルスロタウイルス

手足口病やアタマジラミ

そしてインフルエンザで一家全滅。

 

そんなときは静かに寝たい。

しかし予想外の展開が起こりました。

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

もくじ

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イラぽんより:https://ilapon.com/ 

 

 

インフルエンザで一家全滅

 

前日に病院に行ったばかりでした。

高熱と体の節々が痛むため動けません。

ただ安静に過ごしていました。

 

普段元気な子どもたちも

インフルエンザには勝てません。

一家揃ってゆっくり寝ていました。

 

 

 

静寂を破るように

 

遠くでサイレンが鳴っています。

そう思うだけで意識を失いました。

何も考えられません。

 

 

ふと気づくと

 

「火事です。すぐに避難して下さい」 

 

拡声器から声が響いていました。

 

チャイムが連打され

玄関の扉も叩かれています。

 

居留守をしたいのですが

寝込んでいるのを知っている

お隣さんのおかげでしょう。

ありがたいことです。

 

何とか玄関まで辿り着き

消防員に対応しました。

 

どうやら数百m先が住宅火災。

風向きから延焼の可能性があるので

避難指示が出ているとのこと。

 

「インフルエンザで動けなくて・・・」

「避難させる義務がありますので・・・」

 

パジャマのままの汚い格好で

子どもたちを連れて外へ出ました。

 

「ここから動かないで下さい」 

 

普通の道路です。

自分に寄りかからせ子どもたちは寝る。

 

イメージでは車の中へ、とか

毛布をどうぞ、とか

温かい飲み物を、とか

そんなものは一切ありません。

 

風が強い冬の日。

辺りは煙が充満する中で

道路に座り込むインフルエンザ一家。

 

悪化したのは言うまでもありません。

 

 

大したことはなかったですが

 

住宅一棟が全焼。

隣接した住宅は焦げたくらい。

ローカルニュースだったので

新聞には小さな記事が載りました。

 

鎮火宣言は夜になってから。

その前に避難指示は解除。

寒空の下で約2時間も待機していました。

 

「ご協力ありがとうございました」

 

温かい飲み物もなく

帰宅してどうぞ。

 

 

 

それがあんたらのやり方か!

 

住宅街と言えど留守の家が多く

ほとんど人はいなかった様子。

家に戻るときに声をかけられました。

 

 

「出火当時の様子を聞かせてくれませんか?」

 

汚い格好をしています。

某テレビ局を名乗りました。

気にするのはテレビカメラ。

 

「テレビカメラはここにはありませんので」

 

ならば安心と

出火・避難の様子を聞かせると

熱心にメモを取る男性。

 

名刺をもらいましたが制作会社。

新聞記事になるのかな、

ぐらいに考えていました。

 

 

その後、

ローカルのテレビニュースに

数秒ですが映っていました。

 

どこからカメラを回したのだろう?

 

離れたところからズーム?で隠し撮り。

まぁ、映しませんとは言ってない。

そう思いつつマスコミって怖いな、そう思いました。

 

 

緊急を要する場合は

担いででも避難させるのかもしれません。

 

消防員の方々の迅速な対応で

被害は最小限に抑えられました。

分かっています。

分かってはいますが寝ておきたかった。

 

 

インフルエンザで寝ているときに

(火事で)避難指示が出たら

(ご近所付き合いにもよるが)

家から出てくるまで消防員の方から

拡声器で名前を呼ばれ続け

チャイム・玄関の扉を連打される。

 

覚えておこう。

 

 

 

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