2019年の9月に子どもが生まれ、産後休業(出産後2ヶ月間)→育児休業に切り替わる11月下旬から少しだけ働き始めた。いわゆる半育休というもの。給付金の出る育休を取りながらも、1ヵ月の就業時間が80時間以下であれば働いてもいいよ、というものである。
ちなみに夫は三ヶ月の育休を取った。最初の一ヶ月は完全な育休で、後の二ヶ月は半育休。
そんな感じで11月下旬から12月の年末年始休みまでの一ヶ月間は夫婦二人で半育休という形になった。
わたしの半育休
- 週に8時間程度働く
- この曜日にまとめて、というのではなく必要なときに一日1〜2時間というのがほとんど。
- 腰を据えて作業というよりかは臨時的に行うようなものが多い。
- 社員数名の小さな会社なので、私しか内容を知らない細かい作業が多い。
- 作業時間は赤ちゃんが昼寝しているときや、夜の寝かしつけ後などに。
- だいたいの業務は自宅勤務
- web&グラフィックデザイン、HTML/CSS/WordPress、編集、etc...
- 面接や新メンバーの顔合わせなど、大事な予定がある場合のみ出社(週に1度ほど)
- どうしても夫の都合がつかないときはミーティングに赤ちゃんを連れて行ったこともあった(写真は赤ちゃんを連れて参加したカフェミーティング中の一枚)
良かったこと
- 夫婦で子どもの成長を見守れた
- 3人で過ごす時間がたっぷりと取れた。育児の大変な部分の共有や、日々成長していく感動を一緒に味わえた。
- 完全に仕事を休む期間が2ヶ月半で済んだ
- 子は9月生まれなので、保育園に預けられる次の4月まで休業するとなると、合計7ヶ月ほど休まないといけなくなる。前述の通り私は小さな会社に勤務しており、私にしかできない業務がそれなりにあるので、できれば細々とでも仕事を続けたかった。
- (長く休むと復帰後に自分の仕事があるか不安な気持ちもあり……笑)
- 家にこもりっきりにならない
- 社会との接点があるのはやはり楽しいし、気分転換にもなる。
- 話相手が夫だけだと、夫がいないときの孤独感がきつい。
- 金銭的な面
- 育休手当は給料の2/3ほどしか出ないが、そこに半育休で働いた分が加わる。フルタイムで働いていたころからそこまで収入が減らないので安心感がある。
難しいなと感じたところ
- 私の場合は赤ちゃんが寝たら作業する感じにしていたので、赤ちゃんが寝ないと焦るし穏やかな気持ちで過ごせない部分があった
- 在宅でできる仕事がほとんどだったから良かったものの、仕事内容が変わると難しそう
- これは夫の場合だけれど、お客さんがいて厳密な締め切りがある仕事だと限定的な時間でやるのは難しそう
- 大きな会社に勤めているのであれば、コミュニケーションや現場のキャッチアップ等が大変そうで、あまり実務が進まなさそう
- うちの赤ちゃんは今のところ穏やかな性格のような気がするのでなんとかなっているが、全然寝なかったりするとうまく回らなさそう(そしてここ数日あまり寝ないのでどうしたものか……)
これからのこと
夫の三ヶ月の育休が終わり、1月の正月休み明けから職場復帰となる。この一ヶ月は夫婦ともに半育休だったから仕事時間を確保できていた部分があるけど、これからはうまくいくのだろうか……。
これまでは二人体制だったので休んだり仕事しながらの育児だったけど、一人でぶっ続けだと家事育児以外のことなんて到底できないんじゃないか、という気もしている。
とりあえずは託児所付きのコワーキングを利用してみたり、実家の親に頼ってみようかな、と計画中。
わたしはすんなりと半育休をすることができたけれど、これは夫が育休を取ってくれて、育児スキルが同じくらいだからうまくいったのだと思う。そういう点でも男性の育休がもっと取りやすくなるといいな。そして完全な育休とまではいかなくとも、時短勤務+労働時間が減った分を給付金で補填、みたいな働き方ができるといいのにな〜。