Mockery as a Mechanism
ここまで一般的なからかいについて見てきましたが、やはりからかいシステムとは関係なさそうです。
ここで一つ取り上げてみたいのが、世にいう集団ストーカー・ガスライティング問題です。
これについてはブログやSNSなどで色々な主張がされていますが、これについての話を聞いてすぐ思い出したのが「症例エメ」の話です。
この話題のある所ではかならずこの手の主張をする人達に対して「病院に行け(=精神科医に診断してもらえ)」という発言なんですが、どうも以前から腑に落ちないものがありました。
というのもこれはかならずセットになっていて、何がこうした現象を起こしているのか謎だったのですが、「からかいシステム」でしかこれは最終的には説明不能ということが分かりました。
「症例エメ」の話は精神医学では迚も有名で、精神科医ならば知らない人はいないのではないかというレベルです。
この症例エメについては精神分析家ジャック・ラカン関連の書物に色々と書いているのでそちらを参照して頂ければ結構なのですが、この「患者」は女優にナイフで切りかかり負傷させるといった事をしたらしいです。
この話を以前読んだことが有ったので、集団ストーカーだとかガスライティングの話が出てくるとすぐに精神病の話題がセットで出てくるというのは、無理のない事だなとは思っていました。しかし世界がからかいシステムという点を踏まえると精神病とは別の問題が絡んでいるという事にも注意がいく筈なので、精神病の話しか持ち出さない方はからかいシステムについて特になにも考えておられないか、知っていてもこれを忌避されている方でしょう。
それはそれなんですけども、からかいシステムって何なのか、もう少しずつ明らかにしたいと思います。