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日向坂46キュンのコード進行について質問です。

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ID非公開さん

2019/12/3102:42:05

日向坂46キュンのコード進行について質問です。

キーはC#mからサビまえで平行調のEに転調という形ですが、転調の仕組みを教えてください。
F#m7 G#m7 AM7 C B
という転調する進行ですが、どういう技法を使っているかくわしくおしえてください。

それともう一つ、転調後(さび)で
4M 3M 6m 1M という進行の3Mはセカンダリードミナントとして捉えれば大丈夫ですか?

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T.M.BACHさん

2020/1/602:21:52

細々とサウンド制作に携わっています.
以前、専門スクールで作曲&DTMを教えていました.



まず、サビでEメジャーキーに転調してますね.

難しいのは「C」だと思います.
これは、ドッペル・ドミナントの、
第二転回形、下方変位、根音省略形だと思います.

Eメジャーキーのドミナントは「B7」で、
ドッペル・ドミナントは「F#7」です.

これを第二転回形にして、下方変位させたら、
「C」(C7)になります.
下方変位というのは「半音下げる」という意味で、
この場合、「F#7」の第5音の「ド#」を「ド」にすることです.
※最終的には作曲者の意向なので全然違ってたらスミマセン!

↓クラシックで有名な曲でも使われてます

モーツァルト「トルコ行進曲」
https://www.youtube.com/watch?v=9KcYgdF3TxI
(0:37付近です)


>それともう一つ、転調後(さび)で
>4M 3M 6m 1M という進行の3Mはセカンダリードミナントとして捉えれば大丈夫ですか?

「A→G#→C#m→E」の部分ですかね.

「G#」は、「C#m」に対するセカンダリー・ドミナントですね.



何かお役に立てれば幸いです.

おとうさん

2019/12/3106:39:03

>キーはC#mからサビまえで平行調のEに転調という形ですが、転調の仕組みを教えてください。

特に「仕組み」という程のことではないと思いますが…、
「F#m7 G#m7 AM7 C B」はキーEの
「Ⅱm7 Ⅲm7 ⅣM7 ♭Ⅵ Ⅴ」になります。
1番目の「F#m7」は
キーC♯mの主要コードの一つであるⅣm(サブドミナント)なのでまだ元調にも聴こえますが、
2番目の「G#m7」は
キーC♯mではⅤm(ドミナントマイナー)になり、短調なら機能和声ではG#7(ドミナントⅤ7)が使われるので「あれ? 長調(のⅢm7)に変わったかな?感」が出ます。
そして3番目の「AM7」は
キーC♯mのダイアトニックコードにありますが、メジャーコードでキーEではサブドミナントになるので、メジャーキーの印象が強くなります。
そして4番目の「C」は、キーEの同主調Emのダイアトニックコード(♭Ⅵ)であり、
5番目の「B」に進む「♭Ⅵ→Ⅴ」も、
元の短調には無い、長調でも使われる同主調の「サブドミナント(マイナー代理)→ドミナント」の動きです。
そんなこんなで、短調から平行調の長調に転調する(又は転調した)んだなと感じさせると思います。

ちなみに、長調の「Ⅱm7→Ⅲm7→ⅣM7」と同主調コードの♭Ⅵの組み合わせは、
「Ⅱm7→Ⅲm7→ⅣM7→♭Ⅵ→Ⅴ→Ⅰ」や
「Ⅱm7→Ⅲm7→ⅣM7→Ⅴ→♭Ⅵ→♭Ⅶ→Ⅰ」が
結構定番的だと思います。


>4M 3M 6m 1M という進行の3Mはセカンダリードミナントとして捉えれば大丈夫ですか?

「Ⅳ→Ⅲ(7)→Ⅵm→Ⅰ(7)」ですね。
Ⅲはセカンダリードミナント(平行調のドミナント)として捉えて大丈夫ですが、
「Ⅲ→Ⅵm」は平行調(のⅤ→Ⅰm)に部分転調した、或いは
「Ⅳ→Ⅲ→Ⅵm→Ⅰ」が平行調(の♭Ⅵ→Ⅴ→Ⅰ→♭Ⅲ)に部分転調した
と解釈しても良いと思います。
(平行調の関係は結構キーの判別はファジーになりますから)

  • おとうさん

    2020/1/619:50:03

    >第二転回形、下方変位、根音省略形だと思います.

    >ドッペル・ドミナントは「F#7」です.
    >
    >これを第二転回形にして、下方変位させたら、
    >「C」(C7)になります.

    F♯7(ファ♯、ラ♯、ド♯、ミ)の二転は
    ド♯,ミ,ファ♯,ラ♯
    F♯7の第5音ド#をドに下方変位させ、根音(ファ♯)を省略すると
    ド,ミ,ラ♯(=シ♭ )
    これ↑は C(ド,ミ,ソ) でも C7(ド,ミ,ソ,シ♭)でもなく、
    ただの F♯7♭5(omit1)/C か
    Cルートにするなら C7(omit5)です。

    この回答者は本当に「以前、専門スクールで作曲&DTMを教え」られていたのでしょうか?

    ちなみに
    F♯7♭9の第5音下方変位(ファ♯,ラ♯,ド,ミ,ソ)の
    二転の根省なら
    ド,ミ,ソ,ラ♯(=シ♭)になるから
    これ↑なら C7(ド,ミ,ソ,シ♭)になる。
    (和声学では「ドイツの六」と言うらしい)
    しかし、C(ド,ミ,ソ)にするなら シ♭=ラ♯まで省略しないとならんので、それをドッペルドミナントの変位根省和音と言えるのでしょうかねぇ

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