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【大リーグ】

「当て馬にされた」ドジャース球団社長は年明けても恨み節 入団交渉していたコール投手がヤンキース入り

2020年1月6日 13時40分

昨年末にヤンキース入りしたゲリット・コール投手(中)(AP)

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 今オフのFA市場で最大の目玉だった右腕ゲリット・コール(29)=前アストロズ=がヤンキースと契約したことについて、真剣に獲得を目指していたドジャースのスタン・カステン球団社長が“当て馬”されたと悔しがった。5日に球団地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)が報じた。

 同球団社長は、交渉プロセスの半ばにして、コールの希望チームはヤンキースだと明確に分かったという。

 「とにかく、彼はヤンキースの一員になりたがっていた。振り返ってみれば、うちは行きたいチームから金を引き出すための単なる“当て馬”だったんだ」

 コールは昨年12月、ヤンキースと投手史上で最高額の9年総額3億2400万ドル(約349億9000万円)で契約。入団会見では幼少時からヤンキースの大ファンだったと明かした。

 「彼やスコット(ボラス代理人)のやり口にけちをつける気はないよ。全てが非常にフェアなやり方だった。だが、彼は特定の行きたいところがあり、そこから大金を得たということだ」。けちをつける気はなくとも、言い回しは恨めしげだ。

 

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