随分と前から、若者の晩婚化・未婚化、それから派生する少子化が問題だそうだ。
筆者の年齢(30代前半)の男の未婚率は、国勢調査によると5割弱程度らしい。
同じ年代の女性は3割5分程度だそうだ。
この辺の結婚市場におけるミスマッチを解消するような動きとして、
「婚活」だとかそういう動きがあるのはご存知の通りだろう。
で、その婚活市場、結婚仲介サービスやらなにやらが
キチンと機能しているかと言えば、そうとは言えないのではないだろうか。
「婚活市場」とやらがキチンと機能していれば、
その市場が誕生する以前よりも婚姻率は上がっていそうなものなのだが
それは現実のデータを見れば否定されるわけで。
色々思うところはあるのだけれど、問題なのは
男性側の結婚に対する言い分や、求める女性像が発進されない点にあるのではないかと。
女性側の言い分は、大手小町やら何やらで目にすることは容易なのに。
やれ、年収はいくら以上だの、イクメンがいいだの、公務員がいいだの
家事は半分やってくれるだの、義実家の付き合いは最低限だの
よくもまぁ、これだけ要望を並べられるなぁと、感心するくらい女性サイドの言い分は溢れている。
でも男性の方の言い分は中々お目にかかることはないんだよね。
これが非常に問題だと思う。
筆者が寡聞なだけなのかもしれないが、男性が女性に求める年収とかあまり知らない。
女性実家との付き合い方をどうしたいか、そんなのも知らない。
で、そういう良く分からない要求ばかり目にしてきた男性は
「収入も(女性の希望額ほど)多くないしな、親の面倒もみなくちゃいけないしな」
「さらに結婚式ウン百万とかアホらしい、結婚したら小遣い制なんてやってられない」
そういう思いに駆られて、「何か結婚って面倒くさそうだから、しなくてもいいや」
そんな「結婚観」を持つようになってしまっているんじゃないのか。
その結果一部の男性は、恋愛やら結婚やらの優先順位が落ちてしまい
趣味や娯楽以下の存在になっている可能性がある。現実に自分がそうだし。
そうなったら当然、女性にガっつこうとも思わないし。
無理な要望を並べ立てる女性の気を引いてデートするより、
自分の倍以上年食ってるオッサン共と、ゴルフしてる方が気楽で楽しいわ。
そんなこんなで、ネットを逡巡していたらこういう台詞が出てきた。
「女性の皆さんへ。 実は、僕たち男性は、それほど女に興味がありません。
なぜなら女性は、ガンダムほど面白くないからです。」
蓋し名言。