ボクシングで世界3階級制覇のWBOフライ級王者田中恒成(24)=畑中=が3度目の防衛をから一夜明けた1日、東京都内で会見。4階級制覇に向けたスーパーフライ級への進出時期などは明言しなかったが「早く次に向けて準備したい」と気合十分だった。
初の東京での世界戦、さらに3年ぶりの大みそかのリングという大舞台で豪快な3回KO勝ち。ダメージもなく笑顔で新年を迎えた田中は「昨日の試合を当たり前にする。もう一段レベルを上げた力で、強い選手に挑む」。畑中清詞会長(52)は、フライ級での王座統一戦に含みを持たせながら「来月あたりにもう1回、こういう場(会見)をつくりたい」と近く注目の“進路”を表明することを宣言した。