写真の著作権者は原則カメラマンなので、写真を自由に使うにはカメラマンの同意が必要です。 雑誌で撮影した場合、同意が及ぶのは、通常、掲載号の雑誌とそのデジタル版、その雑誌の宣伝(次号予告など)で使うことくらいまでかと思います(契約書はないため、合理的意思を探ることになります)。
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昨今、雑誌社のデジタル化やグローバル化に伴い、雑誌社は写真や誌面をあらゆるところに自由に(一々許可をとることなく)使用したいと考えるようになってきました。 そこで、あらかじめ包括的にすべてに合意させておけばいいと考えたわけですね。
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これは非常に問題です。 1本分の撮影料でカメラマンに撮影してもらった写真で、雑誌社は何度でもお金もうけできることになります。 雑誌社はその写真を広告にして、イメージアップを図り収益を上げられるわけです。 カメラマンには一銭も入らないのに。
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多くの雑誌社がこれに追随するでしょう。中には最初から広告に使う目的なのに、黙って編集ページとして撮影させるケースも出てきそうです(広告の撮影料は編集ページのそれよりずっと高いので)。 こうしてカメラマンの撮影料の相場はどんどん下がります。 これではクリエイションが死んでしまう。
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こうした雑誌社の対応で何が一番嫌かって、確実に相手を選んでいるんですよ。 たとえば、タレントの写真はタレント側の事情で使用期間が決まっています。雑誌社はタレント事務所には、最初のギャラだけで永遠に使わせろなんて絶対に言いません。 クリエイターならいけると思ってるのがどうかしてるわ。
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さて、悩ましいのが若手カメラマンです。 若手は無料でも売り出したいと考える傾向があるので、世界中で永遠に自分の写真が使われるとなれば喜んでサインする人もいるでしょう。 でもね、その行動が業界全体を下げ、いつかは自分の首をしめることにも思いを巡らせてほしいと切に願います。
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できればこのレターについては、サインしない、またはサインするなら修正してからにしてほしいですね。 または、サインするなら、最初のギャラを大幅にアップするという条件を付加してもいいかも。 いずれにせよ、もし不安なら私でも周りの方でも、ぜひ聞いてみてください。 夜分に長文失礼しました。
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問題意識はよくわかります。逆に、雑誌社からそういう合意書を作ってほしいと依頼された場合、先生だったら、どう対応したらよいと思いますか。顧問先で有名な雑誌という設定で。
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mototakiryuさん、ありがとうございます。 正直、悩ましいところですよね。 独禁法その他に抵触する可能性や他の事情を挙げつつ、使用範囲や期間を適切に狭めるよう説得するのが現実的かもしれません。
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昔、表紙の撮影をした小説が映画化される際、広告に写真を再使用したいと連絡がありましたが、使用料は5000円でした。ギャグですか?と聞きましたが、相場だと押し切られました。 デジカメに替わってから、著作権は本当に軽くなってしまった。
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yamamotoさん、ありがとうございます。 使用料5000円…元編集者としては、そんなもんかな、という感想が一瞬浮かぶのが恐ろしくお恥ずかしい限りです. 本当におっしゃるとおりですね。
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