2020年01月04日

彼が見たもの

私の依頼人カルロス・ゴーン氏は、2019年12月29日、保釈条件を無視して、日本を密出国した。同月30日付けワシントン・ポストによると彼は次の声明を出した:
私はいまレバノンにいる。もう日本の八百長司法制度の人質ではない。そこでは有罪の推定が行われ、差別がまかり通り、そして基本的な人権は否定される。これらは日本が遵守する義務を負っている国際法や条約に基づく義務をあからさまに無視するものである。私は正義から逃れたのではない。私は不正義と政治的迫害から逃れたのである。私はようやくメディアと自由にコミュニケートできるようになった。来週から始めるのを楽しみにしている。

彼が日本の司法制度についてこうした批判を口にしたのは今回が初めてではない。東京拘置所に拘禁されているときから、彼は日本のシステムについて様々な疑問を懐き続けた。彼は日本の司法修習生よりも遥かに法律家的なセンスのある質問をいつもしてきた。

「そんなことで公正な裁判(a fair trial)は期待できるんだろうか?」

彼はなんどもこの同じ質問をした。そのつど私は日本の実務について、自分の経験に基づいて説明した。憲法や法律の条文と現実との乖離についても話した。

「・・・残念ながら、この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待することはできない。裁判官は独立した司法官ではない。官僚組織の一部だ。日本のメディアは検察庁の広報機関に過ぎない。しかし、多くの日本人はそのことに気がついていない。あなたもそうだ。20年間日本の巨大企業の経営者として働いていながら、日本の司法の実態について何も知らなかったでしょ。」

「考えもしなかった。」

「逮捕されたら、すぐに保釈金を積んで釈放されると思っていた?」

「もちろん、そうだ。」

「英米でもヨーロッパでもそれが当たり前だ。20日間も拘束されるなんてテロリストぐらいでしょう。でもこの国は違う。テロリストも盗人も政治家もカリスマ経営者も、みんな逮捕されたら、23日間拘禁されて、毎日5時間も6時間も、ときには夜通しで、弁護人の立ち会いもなしに尋問を受け続ける。罪を自白しなかったら、そのあとも延々と拘禁され続ける。誰もその実態を知らない。みんな日本は人権が保障された文明国だと思い込んでいる。」

「・・・公正な裁判は期待できないな。」

「それは期待できない。しかし、無罪判決の可能性は大いにある。私が扱ったどの事件と比較しても、この事件の有罪の証拠は薄い。検察が無理して訴追したことは明らかだ。われわれは他の弁護士の何倍もの数の無罪判決を獲得している。弘中さんも河津さんも、著名なホワイト・カラー・クライムの裁判で無罪を獲得している。だからわれわれを信頼してほしい。必ず結果を出してみせる。」

私は思っていることを正直に伝えた。彼は納得してくれたように見えた。

しかし、手続きが進むにつれて、彼の疑問や不安は膨らんでいったようだ。一向に進まない証拠開示、証拠の一部を削除したり、開示の方法に細々とした制限を課してくる検察、弁護人に対しては証拠の目的外使用を禁じる一方で、やりたい放題の検察リーク、弁護人の詳細な予定主張を真面目に取り上げないメディア、「公訴棄却申し立て」の審理を後回しにしようとする公判裁判所、いつまでも決まらない公判日程、嫌がらせのようにつきまとい続ける探偵業者などなど。彼は苛立ちの表情を見せながら私に質問してきた。しかし、徐々に質問の頻度は減っていった。

とりわけ、妻キャロルさんとの接触禁止という、国際人権規約に違反することが明白な保釈条件が、どんなに手を尽くしても解除されないことに、彼は絶望を感じていた。

「これは刑罰じゃないか。一体いつになったらノーマルな家族生活を送ることができるんだ。」

この正当な問いに私はきちんと答えることができなかった。「努力する」としか言えなかった。

弁護人の事務所で弁護人立ち会いのうえでわずか1時間Zoomでキャロルさんと会話することすら認めないという裁判官の決定を知らせたとき、彼は力なく「オーケー」というだけだった。怒りの表情すらなかった。

それが12月初旬のことだった。

クリスマス・イブの昼下がり、島田一裁判官が1ヶ月ぶりに認めた妻との1時間のビデオ面会に私は立ち会った。二人はお互いの子どもたち、親兄弟姉妹その他の親族や友人、知人ひとりひとりの近況や思い出話を続けた。話題が尽きない。そろそろ制限時間の1時間が経とうとするとき、彼はノート・パソコンの画面に向かって言った。

「君との関係は、子供や友人では置き換えることはできない。君はかけがえのない存在だ。愛してるよ、Habibi。」

私は、日本の司法制度への絶望をこのときほど強く感じたことはない。ほとんど殺意に近いものを感じた。

「カルロス、とても申し訳ない。本当に日本の制度は恥ずかしい。一刻も早くこの状況を改善するために私は全力を尽くすよ。」

返事はなかった。彼は私の存在などないかのように、次の予定を秘書と確認していた。

その1週間後、大晦日の朝、私はニュースで彼がレバノンに向けて密出国したことを知った。まず激しい怒りの感情がこみ上げた。裏切られたという思いである。しかし、彼がこの国の司法によって扱われてきたことを思い返すと、怒りの感情は別の方向へ向かった。実際のところ、私の中ではまだ何一つ整理できていない。が、一つだけ言えるのは、彼がこの1年あまりの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を「暴挙」「裏切り」「犯罪」と言って全否定することはできないということである。彼と同じことをできる被告人はほとんどいないだろう。しかし、彼と同じ財力、人脈そして行動力がある人が同じ経験をしたなら、同じことをしようとする、少なくともそれを考えるだろうことは想像に難くない。

それは、しかし、言うまでもなく、この国で刑事司法に携わることを生業としている私にとっては、自己否定的な考えである。寂しく残念な結論である。もっと違う結論があるべきである。

確かに私は裏切られた。しかし、裏切ったのはカルロス・ゴーンではない。

*これは私の個人的な意見であり、弁護団の意見ではありません。


コメント一覧

1. Posted by 諦めない   2020年01月04日 12:47
5 この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待することはできない。裁判官は独立した司法官ではない。官僚組織の一部だ。日本のメディアは検察庁の広報機関に過ぎない。
そう、特に日本のメディアの偏った報道にはうんざり。政治も検察も腐ってる。
この国は落ちるところまで落ちないと分からないらしい。
正論いい続けたって何も変わらない。なら壊す事から始めるべき。諦めず行動する姿勢、応援しています。
2. Posted by やっら   2020年01月04日 13:04
5 「裁判所の門をくぐるものは一切の希望を捨てよ」(『絶望の裁判所』瀬木比呂志)魔女裁判が生きている日本。
3. Posted by 高野先生へ   2020年01月04日 14:05
5 先生の想いに激しくうたれました。何度も読み返し、涙を流しました。泣きたい訳でなく、勝手に溢れてくるのです。

先生の心の叫びを感じ、想い、そして泣きました。

同時に、最後まで先生を含め弁護団を信じる事が出来なかったゴーン氏に多少の怒りを感じました。勿論、彼の置かれた状況を想えば狂っていてもおかしくありません。しかし、やはり最後まで信じて欲しかった。

ゴーン氏が最後に「返事はなかった。彼は私の存在などないかのように、次の予定を秘書と確認していた。」というのは非常にショックでした。もし自分が同じ状況なら、そうしたかもしれないにも関わらず、それでもショックでした。

何故なら、先生の文章は最後まで弁護人としての使命を全うしていると思えたからです。ゴーン氏の態度に複雑な想いもあったでしょう。

それでも先生は最後まで弁護人であり続けたのですね。
本当に、本当にお疲れさまでした。
4. Posted by 違和感あります   2020年01月04日 14:11
3 何か違和感があります。
ゴーン氏は、15年以上日本に関わっており、
日産自動車という企業のCEOまでやった方
が、日本の司法に対してこの程度の認識しか
ないのですか。
そういった国で、長々とビジネスと行わず
早めに撤退するべきだったのではないでしょうか。
5. Posted by Dr.PS13kai   2020年01月04日 14:24
3 昨年10月の「無罪となる可能性のある証拠の保全棄却」が決め手と思われます。再審の壁は厚く、刑期満了後関わった司法関係者の死去もしくは、更迭(失脚)となってから「無罪となる可能性のある証拠」が採用され冤罪が解消されるこの国が変われるのか一縷の望みでした。欧米の司法制度がゴールとは思いませんが、現状の問題点を解決する努力は継続する決意をお持ちなんだなと捉えました。支持する人々の大多数は「サイレントマジョリティー」(無関心な人々も白紙委任しているとして混ぜていいと思います)なので、非難する人は歯牙にかけないでください(釈迦に説法かな)。高野さんや弘中さん等々及び、それらの方々を支えるスタッフ各位を応援します。
6. Posted by tet   2020年01月04日 14:58
5 いわゆる上級国民だけは欧米並の待遇を受けられているのかな?元農水次官が保釈されたり、元院長が逮捕されなかったり。
7. Posted by はてなブックマークの   2020年01月04日 15:15
本記事に対するコメントへのご意見をお伺いしたいです。
https://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/plltakano/archives/65953670.html
8. Posted by TruKz   2020年01月04日 15:53
 カルロス・ゴーンについては、生活に困らない莫大な資力と、安定した逃亡先となる外国の国籍を有する者であり、そもそも勾留すべき合理的理由があった。そのような被告人に対し、自己の信条に基づく偏った勾留理由を吹き込む続け、被告人の海外逃亡を煽った言動は愚行と評する他ない。
 カルロス・ゴーンには組織的な動員まで行った不法な手段による海外逃亡の能力と逃亡先の当てがあり、それを阻止するためには勾留を続けるべきであったという事実に関してはもはや論ずるまでもないであろう。

 日本の法秩序こそ、カルロス・ゴーンとその弁護人によって裏切られたというべき。


 以上ブログへの感想のついで、というかこちらが本題として、カルロス・ゴーンが海外逃亡に用いたらしいパスポートの入手経緯に関し弁護人に一点質問したいことがある。

 報道によると、前年4月に保釈された後、翌5月に保釈条件の変更を求め、旅券等の携帯の義務(入管法第23条)を順守する為に必要との理由で、フランスのパスポートが鍵付きで被告人に渡されたという。しかし、3か月を超える中長期の滞在者なら在留カードを携帯すれば旅券を携帯する必要はないはず。弁護人は、何ゆえ旅券が必要と主張したのか。被告人は滞在期間3か月以下の在留資格で日本で活動していたということであろうか。
 この点、被告人になぜ旅券を渡す必要があったのか素朴に疑問を感じ、かつ、その旅券は海外に逃亡後レバノン入国時に使用されたと思しき事の重大さに鑑み、弁護団には被告人に旅券を渡すべきと保釈条件の変更を請求した理由に付いてご説明をお願いしたい。
9. Posted by あまがえる   2020年01月04日 15:53
>>4
恐れ入ります。
日本国内に住む日本人でも、自分が当事者となって初めて知る日本の司法制度と察します。
私はEU在住ですが、ゴーン氏の事件で初めて、時代遅れの日本の魔女刈りに直面して日本の実情を知りました。

10. Posted by 佐藤公徳   2020年01月04日 16:25
ゴーンはお金持ちだから逃げられてよかったじゃんってだけじゃん
本当に涙を流さないといけないのは逃げられもしない普通の日本人のためにでしょ
ゴーンの事件があってようやく日本の司法のダメさ加減に気づいて裏切られた気がしたっていままでなにをやってきたんだと、本当にプロかと問いたいわ。
11. Posted by Lefil   2020年01月04日 16:47
今回の密出国を擁護するなんて法を信じて仕事をしてる人がする行為じゃない。犯罪を擁護してまで日本の司法に従えないと言うなら、直ちに弁護士資格を放棄して他の仕事をするか海外に移住して下さい。日本国民の多くはゴーンだけでなく貴方達弁護団にも激しい怒りの感情を持ってることに気づいて下さい。逃亡の恐れはないと誓って保釈されときながらみすみすと国外逃亡させる大失態をおかしたことの責任を感じてますか。このフログの内容はただの責任転嫁にしか読み取れませんが、国民が絶対に貴方達が何らかの責任を取るまで許さないことを肝に銘じておいてください。
12. Posted by ミューラ   2020年01月04日 16:49
1 日本の司法制度への絶望をこのときほど強く感じたことはない。ほとんど殺意に近いものを感じた。

その司法制度に何十年も携わってきたのがあなたなのでは?
あたかも他人事かのように内容に私はほとんど殺意に近いものを感じます。
13. Posted by ド庶民   2020年01月04日 16:52
 そもそもゴーンと一緒に日本裏切ったのはお前自身だろうwww 何で被害者面してんだよwwwww
 洒落抜きで会長辺りが公開切腹の一つもしないと弁護士全体が胡散臭い目で見られるだけで、この専門馬鹿なじい様がいくら業界ルール駆使して自己弁護しても無駄。
14. Posted by Rabbit   2020年01月04日 16:54
今回のカルロスゴーン被告のレバノンへの出国に関して最も重要な点は、我が国の主権がないがしろにされたという事であり、我が国の司法制度云々という枝葉末節に焦点を当てるのは問題のすり替え以外の何物でもない。しかも、当事者である弁護人が自身の責任を何ら顧みず、我が国の司法制度をひたすら批判する姿は、見苦しいの一言に尽きる。

翻って、我が国の司法制度及び警察制度が、ことさら欠陥を抱えているのかという事に関して考慮するならば、我々一般市民にとって良い点が多いという事をもう少し認識すべきである。第一に、我が国ほど人命を尊重する国は、世界に存在しないという点に思いを馳せるべきである。今回のカルロスゴーン被告の件に関して、人質司法あるいは人権無視、軽視などの批判が寄せられている。ゴーン被告の母国であるフランスでも同様の批判が多いが、そのフランスおいて警察が何をしてるかと言えば、テロリストと認定すれば、即刻銃殺という具合である。人命の尊重など微塵も感じられない状況であり、我々日本人としては違和感を感じざるを得ない。

結局のところ、法的にグレーな人々の人権を強く尊重して、法的に白な一般市民のリスクを固めるのか、法的にグレーな人の人権をある程度制限、もしくは軽視して法的に白な一般市民のリスクを低減させるのか、の選択になっているのではないかと思う。一個人としては、法的にグレーな人々の人権が有る程度制限されても、一般市民が安心して暮らせる世の中を維持していって欲しいと切に願っている。我が国が何時までも人命第一という考え方を維持できるような司法制度は何かという視点が最も重要ではないかと考える。
15. Posted by 通りすがり   2020年01月04日 17:02
>>3
お疲れ様って、もう終わったことなのですか?
16. Posted by チャンス到来   2020年01月04日 17:07
5

原則と例外がひっくり返ったこの国、日本。
彼が逃げ出したのも無理はない。

法律(理想)→実務(現実)

無罪推定→有罪推定
在宅捜査・在宅裁判原則→逮捕・勾留原則(保釈すら厳しめ)
証人尋問原則→書面のみ取調べ
その他いろいろ。。。

マスコミは有罪推定報道だし、
よっぽどのことがなければ警察・検察・裁判所の批判をしない。

この国では、検察官が、上訴・抗告をすることができる。
無罪判決に対しても検察官は上訴できてしまう。
ある裁判官が無罪と判断したら、それは有罪とするには合理的な疑いがある。そういうことでしょう。おかしな制度だ。

だから、この国では1審で無罪になっても控訴審で有罪になるかもしれない。

この国では、いくら弁護団が優秀でも確実に無罪となるかは分からない。
時間もかかる。

彼は不安でしかたなかったことだろう。

そもそもこの件は、とてもおかしな事件だ。
彼がした行為は、構成要件該当性がある行為なのか?
彼がした行為には取締役会の承認があったのでは?
なぜ〇川さんたちは起訴されなないのか?

彼は納得できないだろう。


検察官は、証拠の一部を弁護人に開示せず、日産の求めに応じ廃棄・削除した。
裁判所は、検察官の証拠廃棄・削除を止めなかった。

彼は失望しただろう。

妻との接触さえ厳しく制限された。
妻と会話したところで、証拠隠滅などできないだろう。
仮に妻が関係者に働きかけたら、関係者は彼の見方をするのか。する訳がない。
逮捕・勾留・起訴までに別れた敵と味方は変化しない。
白か黒かは法廷で決着を付けることだ。

他方、検察官と日産側は打合せをし放題だぞ。
そちらの方が関係者に不当な働きかけをする意思と能力がある。


17. Posted by チャンス到来   2020年01月04日 17:09
5
優秀で行動力のある彼が、卑怯と言われようとも、この国の制度を無視して逃げ出したのも必然だったのかもしれない。
もちろん、褒められたことではないが。

この件は、
この国の刑事司法に携わる全ての者、国会議員、マスコミ、国民、その全員に責任がある。

現実を良しとする者、現実を知らない者・知ろうともしない者、知っていても行動しない者、その全員に責任がある。


北風と太陽。

この件を受けて、裁判所が身柄の判断を厳しくするのは逆効果だ。

裁判所は、今後、バンバン勾留を却下し、保釈を許可し、バンバン無罪判決を出すべきだ。
現実が異常なのだ。
取らなくてよい身柄をとり、グレーな事案でバンバン有罪判決を下してきた付けが回ってきたのだ。

このようなケースを二度と起こさないようにするためにはそうするしかない。

この国の刑事司法に
ピンチが訪れたのではない。
チャンスが訪れたのだ!
チャンスが訪れたのだ!

今がチャンス!
変革の時、2020。
チャンスを掴め、日本!!!

18. Posted by 松本   2020年01月04日 17:10
1 「・・残念ながら、この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待することはできない。」こんなことを本当に言ったのですか。一連のやりとりにおける貴方の発言に驚愕しました。
日本の司法制度の公平性に対するゴーン氏の不信感形成に、貴方は明らかに寄与していますね。
ゴーン氏逃亡の動機を作っている。洗脳したと言ってもいい。大変な責任です。殆ど逃亡幇助ではありませんか。
長年法曹で飯を食ってきた人の言動とは到底信じられない。呆れました。
19. Posted by 一平民   2020年01月04日 17:12
1 結局、この弁護士の自己弁護にすぎない。
ゴーン氏の理解を得ることができず、多数の国民の理解すらも得られないだろう。
20. Posted by こんにちは   2020年01月04日 17:14
逃した言い訳ですね。
弁護士懲戒請求に備えてのことですか?
21. Posted by あさかかい   2020年01月04日 17:18
日本の司法が嫌ならば、弁護士を辞めるべきでは?
弁護士に向いてないよ。
22. Posted by あらよ   2020年01月04日 17:18
トルコや他国を巻き込んだ、事件になった事を痛感しなさい。責任を感じなさい。
23. Posted by sick   2020年01月04日 17:18
このブログのコメントで擁護している人は本当に日本人なの?
24. Posted by 1   2020年01月04日 17:20
>彼と同じ財力、人脈そして行動力がある人が同じ経>験をしたなら、同じことをしようとする

これが本当なら保釈条件は妥当だったのか?
25. Posted by N   2020年01月04日 17:21
上のほうのコメントで、ゴーンを援護してる人は、
ほんと大丈夫ですか?
26. Posted by 一市民   2020年01月04日 17:21
1 逃亡した時点で何言っても無駄だと思います。
嫌なら国民に訴えて司法改革をすれば良かっただけ。
後出しじゃんけんにしか見えない。
27. Posted by N   2020年01月04日 17:22
監視は人権侵害だって、中止させておいて、
その間に逃げてるじゃん。

この弁護士の責任だよ。
28. Posted by 一国民   2020年01月04日 17:22
貴方の発言はただの言い訳。

どこ国の司法制度にだって問題点や改善点はある。
他国がこうだからといって、日本の制度がまちがっているなどと、何を根拠にしているのか理解できない。

ゴーン氏は日本の法を明確に犯した。
それ以上でもそれ以下でもない。
その責任の一端はあなたがたにある。
29. Posted by 名無しさん   2020年01月04日 17:25
司法制度と保釈人が逃亡したことは本来分けて考えないといけない。それを一緒にして論じるのが弁護士ならではの詭弁に見える。
弁護士としては優秀なんだろうけど個人的には正義に反するロジックだと思います。
結果が失敗するのは仕方ないけど、結果を反省しない人間はダメだって爺ちゃんが言ってました。
30. Posted by 岡田慎也   2020年01月04日 17:26
日本の司法制度に課題があるからといって不法な出国、いや逃亡は正当化されない。弁護士の管理責任をどう取るのか?外交問題にも発展してしまった責任をどう取るのか?日本の主権の侵害に対してどう責任を取るのか?
31. Posted by うい   2020年01月04日 17:27
理解するなら弁護士やめてください。
共犯ですか?
32. Posted by 4の続き   2020年01月04日 17:27
>>9 
ゴーン氏が何もやましいことはありません。
何らかの謀略の疑いがあり、日産関係者で
司法取引を行ったものは、私に罪をなすりつけようとしている。捜査には協力しますし、
徹底的に調べてもらって構いません。
私を陥れようとしている真犯人を見つけましょう。であれば違っていたのではないかと思われます。
33. Posted by さら   2020年01月04日 17:27
ゴーンさんはレバノンに逃げましたが、家族とも会えて、ゴーンさんの望む公平な裁判を受けるよう向こうでがんばると思います。

クライアントの希望通りになるように弁護するのが弁護士だとは思いますが、ゴーンさんもあまりに不安要素が多すぎて、見切りをつけて、次の道を自分で選んだと思うし、仕方がないことだと思います。それだけの力がある人ですから。

このゴーンさんのことが世界に知らされることで、日本にとっては、いろいろと見直すいい機会になると思います。それは、私たち日本人にとっても、必要なことですし、高野さんがやったことは、無駄ではないと思います。
34. Posted by ヌー   2020年01月04日 17:29
制度が不完全だから裁きを受けなくてもいい、という弁護士を初めて見たw
35. Posted by 名無し   2020年01月04日 17:29
日本の司法制度に責任転換しないで、弁護人として責任を感じてほしいというのが率直な意見です。
彼が国外逃亡したことは、トルコはじめ他国にも迷惑をかけて、日本の恥さらしです。
今でも弁護人が逃亡を知らなかったというのも信じていないのは多くいますよ。

正直、弁護士というのは好きじゃありません。
被告人のためといえ、罪を犯しても、捜査手続が誤りがあればそこを粗探して無罪にするとか理解できません。
それでも日本の司法がおかしいと唱えるのなら、犯罪者は喜びますね。
近年、保釈を許可される傾向ですが、全く理解できません。
これからもあなた方は、それらに力入れると思いますが、私は反対です。

とりあえず、この逃亡事件について論点や責任転換せず、説明してほしいと思います。
36. Posted by マレリ社員   2020年01月04日 17:29
5 できの悪い弁護士のおかげで、日産および関係各社は救われました。
ゴーンは会社から追放できたし、そのゴーンが罰せられなければこれ以上日産への追及もうやむやになる。ありがとう、弁護士先生‼
37. Posted by Blue   2020年01月04日 17:30
1 こんな『私の個人的な意見』のブログを書いてる暇があったら、弁護団として記者会見し、そこで日本の司法制度の問題点を主張したらいい。
おそらく完全な責任転嫁にしか聞こえないだろうが。
38. Posted by 明日は我が身   2020年01月04日 17:30
5 この国の刑事司法が終わっている事は、
刑事事件の被疑者・被告人になった者や刑事司法に詳しい者にしか分からないことだろう。
ゴーン氏が、起訴された犯罪を犯したかどうかは裁判をしないと分からない。
裁判をしていない段階で、国民の多数がゴーン氏を罪人扱いしていることこそおかしなことだ。
ゴーン氏を批判している人は、
やってもいない罪で、
自分が何らかの勘違い等から逮捕・勾留・起訴され、
有罪判決を下されて初めて
この国の刑事司法の現実に気付くだろう。

勘違いされる確率は低いが、交通事故のように突然あなたの身に降りかかる。
明日は我が身である。
39. Posted by 名無し   2020年01月04日 17:33
>>38
>やってもいない罪で

ゴーンがやったかどうかは、あなたが言う通り、裁判をしなければ分かりません。
ただし、密出国は犯罪です。
40. Posted by 中堅弁護士   2020年01月04日 17:35
投稿すべて読みました。
刑事裁判に関わっている弁護士の無能さに驚愕し、同じ弁護士として情けない気持ちでいっぱいです。弁護士の品位を害するとはまさにこのことですね。
41. Posted by 一市民   2020年01月04日 17:35
1 この国の刑事司法が終わっているというならば
それを国民に訴えて司法改革をすれば良いだけ。
ゴーン氏がしたことは明確な違反。
その行為は擁護のしようがないよ。
贔屓の引き倒しと言わざるを得ない。
42. Posted by 日産車に乗る者   2020年01月04日 17:35
1 この発言は弁護士としてどうですか?
日本の司法制度を気にくわなければ、違法な手段で国外逃亡しても構わないみたいな言い方ですよ。
法曹界の人とは思えません。
43. Posted by 法律を守る一般市民   2020年01月04日 17:36
ゴーン氏の違法出国による逃亡を許す弁護士ですか。
あなたは「人権」のためならば法律違反を推奨しているようですが、どんな形であれ法律違反を推奨してはだめでしょう。
法を守り、法を利用するならばまだ理解できるのですけど、あなたは順法精神すらないようですね。
そんな弁護士は不要です。
44. Posted by 裏切ったのは●●●●●●●ですよね   2020年01月04日 17:37
小説のようなブログで驚きました。
また、このブログを読んだ一部の読者が弁護団を賛美しているのも驚きました。
一般的な国民の感想としては、どこをどう考えても、「裏切ったのは●●●●●●●●」だと思いますけど。
名前書くと名誉棄損とか言われそうなので、弁護士の方が怖くてかけません。
コメント欄で勇気をもって批判的な指摘をしている方々のほうが正しいと思います。
制度自体がおかしいと言うのであれば制度を変える努力をしないといけないと思います。
自動車で誰も守らない法定速度でも違反切符切られても、おまわりさんに制度上一般国民は何も言えないですもん。従うしかないですもん。
45. Posted by 牛   2020年01月04日 17:39
1 容疑者のままだったならともかく自発的に国際指名手配犯になった人間を弁護士が法を否定してまで擁護するとは世も末ですね
自論を語りたいならまず弁護士資格を返上して法律に対しての政治的な立ち位置を捨ててからにしてはいかがか?
「*これは私の個人的な意見であり、弁護団の意見ではありません。」というような文を入れて個人的な感想程度に文章を収めてるつもりでも弁護士としての立場のままこのような主張をしては弁護士という法律の専門家が法など守る必要はないと法治を否定しているようには見えませんよ?
前半の論理的な文章だけなら同情もできようが後半に書いてあることは日本の司法制度に私は納得できないからそこから逃れるために犯罪を犯した人間が現れてもその原因は制度だ、と専門家でありながら法自体を否定して違法行為を推奨しているだけですよね?
46. Posted by 一市民   2020年01月04日 17:39
おじいちゃん、自己弁護の詭弁はどうでもいいから、それより逃亡者から前金いくらもらってたの?
ゴーンに対し何の態度も示さないってことは、逃亡されても納得いく額ってことでしょ?
それで想定外とかどの口が言えるの?

47. Posted by 嶽本秀子   2020年01月04日 17:40
とても分かりやすい。そして誠実な見解です。私達は人権とはほど遠い日本という国に生きている事を忘れません。怒りと悲しみの中でそう思います。
48. Posted by し   2020年01月04日 17:41
駐車違反で取り締まりにあった人が、他の車も駐車違反してるのに自分だけ取り締まるのは納得できないと駄々を捏ねているのと変わらない。多額の報酬を受け取らず、一日も早く弁護士を廃業すればいいのに。人権を盾に金儲けしか頭にないのが見え見え。
49. Posted by 下級国民   2020年01月04日 17:41
1 高野さん、あんた、今すぐ弁護士を辞めなさい。
あなたは、本当に日本の弁護士なのですか?
日本の司法に従えないなら、弁護士なんか辞めて他の国に移住してしまいなさい。
このブログは責任転換にしか読み取れません。
多くの人は、貴方達、弁護団にも、怒りの感情を持ってることを忘れないで下さい。
逃亡の恐れはないと誓っておきながら、国外逃亡させた大失態に責任を感じなさい。
よく、こんなブログが書けたものと呆れますわ。
50. Posted by 山本次郎   2020年01月04日 17:44
1 まず、「日本の司法制度は信用できない」て認識フレームワークを与えたもんだから、その後起こることはその認識を強化する方にしか働かない。というか、その方向へ心理誘導したのでは?
そら逃亡するでしよ。当たり前。裏切られた、なんて怒る権利はありませんよ。そもそも「思惑通り」だったのでは?
挙げ句の果てに「逃亡を全否定できない」て。そりそうでしょ。あなたが意識的か無意識か知らないけど逃亡するように誘導したんだから。肯定するしかない。むしろ本音は「よくやった!」でしょ。

あと、司法制度に絶望した、て。弁護士歴2年くらいの若手が言うならわかるけど、何十年もそれで飯を食ってきて、いまさら?
不完全と思しき制度の中でそれでも法の正義を信じてやってる真面目な弁護士だってたくさんいますよ。あなたもその1人だったんじゃないんですか?なのに被告人にあなたの司法制度に対する個人的な不信や絶望をぶちまけたりして…。職業意識はどうなってるんでしょうか?
51. Posted by 一国民   2020年01月04日 17:44
>38

日本を不法に出国したと言う時点で明確に犯罪者です。
「不当な司法からの逃亡」などとはただの詭弁。
その裁判から逃げたのはゴーン氏本人。
52. Posted by 反逆のプロ市民w   2020年01月04日 17:45
1 一通り読んでみました。責任転嫁ですか?
どれだけ言葉で取り繕っても、実情は「逃亡幇助」としか受け取れません。

レバノン迄ゴーンを捕まえて首に縄を掛けて引っ括って強制帰国させるならばまだしも、そういう気概も無いんですね。失望しました。
53. Posted by 無知の人   2020年01月04日 17:45
そもそも今回の逮捕の容疑は
「ゴーン氏がフランス・ルノーと結託して日本・日産側に
利益背任をもたらした」のだと理解しているのですが、
それについては結局どうなっているんでしょう。

ゴーン氏の挙動ばかり報されていて分からないですが、
今現在、追及中だから言えないって事なんでしょうか。

ゴーン氏の長期にわたる拘留も厳しい接見禁止も、
「組織的な隠蔽の指示を出させないため」なのかな、
と思って(気の毒に感じつつ)納得していたんですが、
やはり人権侵害に近いものだったのだと読み取り増した。

でも今後、組織的隠蔽、情報操作の危険性がある事件において、
人道に悖りながら捜査するにはどうすれば良いのか。
検察側の課題ですが、日本の課題であるとも思います。
54. Posted by ひろ健作   2020年01月04日 17:48
5 私はゴーン氏が何か大どんでん返しをするのではないか、と観ていました。派閥・権力闘争に巻き込まれた彼はいずれGRR(ゴーン・リバイバル・プラン)を仕掛けてくると踏んでいたのです。

ですがまさかここまで大胆不敵なことをやってのけるとは想ってもみませんでした。これでは法の裁きを逃れた犯罪人のイメージが付き、ただでさえマイナスイメージの付いているのに拍車をかけていくからです。

ただ高野さんのゴーン氏とのやり取りを観るにつけ、なぜ彼がこういう想い(行動)に至ったのかがよくわかりました。

質素なリタさんだったら派手な生活をしなかったであろうゴーン氏がキャロルさんと出逢い、変わって行った。そのことと日産の変遷、自動車業界を取り巻く環境、ルノー日産とのパワーバランス、これらが影響して行ったのだと想うと、感慨深いものがあります。

今回の行動は相当なマイナスイメージ。しかしそれをやらなければ10年は影響が及ぶ。そうすれば彼の人生は終わってしまう。そのギリギリの選択だったのでしょう。

今後どうなっていくか見守って行きたいと思います。
55. Posted by 一般国民   2020年01月04日 17:50
何を寝言を言っているのでしょうか
責任とって、あなたは弘中氏と一緒にレバノンへ行ってください
連れ戻してくるまで帰ってこないでください

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