こんにちは
広末です
突然なのですが貴方は義務教育に一つ教科を追加できるとしたら、どう答えますか?
運転免許試験対策?それともプログラミング?
僕はこう答えます
ネットリテラシーでしょう!
タイトルでもうおわかりいただけていると思いますが、これからの時代に義務教育を変えていくとしたらネットリテラシーを学ぶのは早ければ早いほどいいというお話を今回していきたいと思います。
そもそもネットリテラシーとは
インターネットを正しく使いこなすための知識や能力。インターネットリテラシーともいう。
(日本大百科全書より)
そして今回これを考えるきっかけとなった出来事がまず一つあります。
インスタグラムを利用している方であれば、最近一度は目にすることがあったのではないでしょうか
念のためこれはどういうものなのかを簡単に説明すると
- 自分の投稿やストーリーにメンション(対象の人物のアカウントのIDを貼り付けること)をするだけで全員に3万円を配布すると言う人が現れた
- 条件が簡単であったためこれを知った人が3万円欲しさに続々とメンションをしたためさらに拡散されることになった
- その結果170万人がこれに参加した
つまり「私のことを拡散すれば3万円あげるよ」という明らかに怪しい投稿が一瞬で広まったという、これだけなら最近Twitterなどでは多く見られていた内容なのですが、これがインスタグラムにも現れたことによってさらに爆発的に拡散されていったというわけです。
ネットリテラシーはインターネットを使う上での免許と言っていい
インスタグラムを主に利用する層は、他のTwitterやFacebookなどのSNSユーザーと比べてネットリテラシーが欠如しがちであるという傾向は感じます。
というか馬○が多い
見た目が綺麗(インスタ映え)だからといって写真を撮ったことで満足して食品を捨てることが横行したり、立ち入り禁止の敷地内に侵入してまで撮影をする人など、インスタグラムの普及によって常人には考えられない行動を起こす人を揶揄するインスタバエ(インスタ蠅)という言葉が作られるほどかなり非常識な人が増えました。
その情熱があるならもっと他の有意義なことに時間を割くか、少しでもネットリテラシーを身につけてからSNSを利用してほしいものですが、今回の件はまさにここを見事に突いた出来事だったといえるでしょう。
最低限のリテラシーを持っている人であれば、3万円×170万人=510億円もの大金をメリットもないのに配布するというのは考えられないとすぐ気づくはずです。また、出所のわからない大金を顔も名前も知らない人間から貰おうとも思わないはずです。
ですがインスタグラムユーザーはどうでしょうか?
もちろん、インスタグラム自体を否定するわけではありません。
ですが今こうして言えることは、こんな馬鹿げた内容がたかだか1,2日で170万人もの人に拡散される界隈であるということです。
正直異常ですよね?
リテラシーが低いということでまさにこうしたことが起こりうるわけです
今回の場合は、個人情報を抜かれたりお金を払わされるような危険性はなさそうなのでまだよかったですが、これでもし電話番号などを登録するような条件でも恐らく平気でやってしまう人はかなりいるでしょう
それだけではありません。
ネットリテラシーが欠如している人がこういったSNSを利用することで、前述したような食品ロスや敷地内への侵入など、本人以外にも迷惑を被らせるようなことも大いにあります。
インターネットが急激に普及し、当たり前のように日々の生活に馴染んでいる現代においてネットリテラシーは決して一朝一夕で身につくようなものではありません。
これからの日本では、少しでも多くの人が気持ちよくそして便利にインターネットを利用していくために、個々人がリテラシーを身につける必要があると思います。
しかしながら、どこで身につければいいかと考えるとかなり限られてくると思います。
ここで僕は、ネットリテラシーを義務教育として教えるべきだと主張したいのです。
もちろんこれはインスタグラムに限った話ではありません。
現実世界において他人の悪口なんてそう飛び交うことはないのに、SNSになると途端に多くなる…
最近はそんな光景ばかり見ているような気がします。
このままインターネットの世界が優位になっていったとき、今のリテラシーのままではどうなってしまうのでしょう?
令和という新しい時代であるからこそ、今までとは違った視点を持ち、時代に合った必要な知識や常識というものの移り変わりに対応していくことが大切ですね。
それでは、、
また。。