皆さんこんにちは、日本の投資家兼医者のAFURO KENです。
今回は【世界経済を知る】中国株式がおすすめな理由とは?【ETF投資】ということでお話しさせて頂きたいと思います。
資産のほとんどを米国株、一部国内株式に投資中の私の目線でお話しします。
目次
当YouTubeチャンネルを以下に示します。
中国株式がおすすめな理由
高い経済成長率
以下に経済産業省ホームページから抜粋した国別のGDP成長率を示します。2018年、2019年は予測ではありますが、概ね現状と変わりません。
世界平均のGDP成長率が4.0 %弱なのに対し、私が資産の多くを投資している米国は2.3 - 2.9 %、日本は0.9 - 1.7 %となっております。一方で中国はインドにこそ負けてはいるものの、平均を圧倒的に上回る6.4 - 6.9 %となっております。成長が鈍化してはおりますが、それでもかなりの高水準です。
高い配当利回り
中国株式投資を行うにあたり、私たち初心者が始めやすいのがETFへの投資になります。
中でも人気が高いのが、トラッカー・ファンド・オブ・香港 (tracker fund of hong kong; 2800 HKG)です。
香港の株式市場に上場している中国、香港の代表的な大企業40銘柄が組み込まれているETFとなっており、香港で最も歴史ある株価指標の1つである香港ハンセン指数と連動します。資産規模は1兆円を超えています。
以下にステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社ホームページを参照した組み入れ上位銘柄を示します。
組み入れ上位銘柄は金融系が多い印象です。
以下にSBI証券ホームページより抜粋したトラッカー・ファンド・オブ・香港の10年間の株価チャートを示します。
あまり綺麗な右肩上がりとは言えませんが、長期的に見ればキャピタルゲインも狙えるのではないでしょうか?経済成長率を考えると、今後に期待がかかるところです。
しかしながら、トラッカー・ファンド・オブ・香港の長所はキャピタルゲインではないんです。
驚くべきはその配当利回りです。
3.31 % (2020年1月3日現在)となっております。
中国の成長に投資できる上に、高い利回りもゲット出来るのは非常に美味しいと言えるのではないでしょうか?
30年間の世界企業時価総額ランキングの変遷
以下に週刊ダイヤモンド2018年8月25日号を参考に作成させて頂きました、平成元年、30年の世界企業時価総額ランキングを示します。黄色が日本企業です。
平成元年の時価総額ランキングは日本企業であるNTTがダントツのトップで、50位以内は日本企業が32社ランクインしていました。米国企業は17企業、英国企業が1企業です。平成31年のランキングでは一変、米国企業が31社ランクイン、日本企業はトヨタ自動車が43位の1社のみでした。一方で中国企業は7社ランクインとなっております。
さらに30年後にはどうなるでしょうか?
日本企業の巻き返しに期待したいところではありますが、ランキングを独占しつつある米国株、30年間で0社から7社にランクインを伸ばしている中国は投資の対象としては魅力的ではないかと思います。
中国株式投資の方法
私はSBI証券をメインとしておりますが、住信SBIネット銀行で香港ドルを準備します。手数料は1香港ドルあたり5銭です。 (マネックス証券、楽天証券でも可)
事前にSBI証券で外国株式口座開設を行っておきます。同口座に外貨入金し、個別株銘柄もしくはETFを購入することとなります。
香港ドル準備なしでも円貨決済という購入方法もありますが、別途手数料がかかります。
中国の個別株銘柄の情報収拾は言語の壁もあることから非常に難しいですので、私のおすすめはETF、特に先ほど紹介したトラッカー・ファンド・オブ・香港 (tracker fund of hong kong; 2800 HKG)です。
購入する際には、購入手数料が税込0.286 %、管理報酬は年率0.15 %以内です。
中国株投資がおすすめな理由まとめ
今回は、【世界経済を知る】中国株式投資がおすすめな理由とは?【ETF投資】という形でお話しさせて頂きました。
高い成長率、高い配当利回り、世界企業時価総額ランキング30年間の変遷を見る限りは魅力的ではないでしょうか?
私も米国株式や国内累進配当銘柄にプラスしてポートフォリオに加える予定です。
個別株式に関しても可能なら言及していきますので、ブログ、YouTubeともに応援よろしくお願いします。