【正月に見たい地上波NGのヤバイ映画】シンナー吸いのツインテ、股にバイブの坊主頭…『恐怖女子高校 女暴力教室』!

AKB48 マジすか学園 DVD-BOX(東宝)

 迪子らは半裸の親子3人を学園の正門に縛り付け、迪子は「どうせこの世の中、シッチャカメッチャカさ」と言い捨て、由紀ら全員で制服を脱いで焚火にくべる。ラストカットは、パンツ一丁になった杉本美樹が、腰に手を当てカメラを睨み仁王立ち!

 現在のコンプライアンスでは、いくら女優達が本物の女子高生ではないにせよ(誰一人JKに見えない)、この内容では製作・公開は不可能であろう。しかし、こと暴力描写となると、『マジすか学園』も負けていない。

 問題の第8話は、ゲキカラ(SKE48 の松井玲奈)と呼ばれる学園一危険な女が少年院から出てくる。敵をいかに残酷な手口で壊すかを最優先とし、返り血を全身に浴びて笑いながら戦うヤバイ奴だ。ブレイク前の指原莉乃は、2つに折った鉛筆を鼻の穴に入れて突く「鼻鉛筆」で血まみれにされた。そしてAKBとSKEの両エースが激突。ステゴロ前田敦子と机から三角定規まで何でも武器にするゲキカラの大流血戦がエグイ!

 BPOが問題視した「生徒達の血みどろ顔のアップ」と「痛めつけられる悲鳴」に、当時AKB48に全く興味のなかった筆者は友人からDVDを見せられ「これ、アイドル番組?」と戦慄した。こうしてAKB48にハマり、総選挙にまで行くようになった筆者みたいな後追いファンを「マジすか新規」とヲタは呼んでいる。

文=天野ミチヒロ

天野ミチヒロ
1960年東京出身。UMA(未確認生物)研究家。キングギドラやガラモンなどをこよなく愛す昭和怪獣マニア。趣味は、怪獣フィギュアと絶滅映像作品の収集。総合格闘技道場「ファイト ネス」所属。著書に『放送禁止映像大全』(文春文庫)、『未確認生物学!』(メディアファクトリー)、『本当にいる世界の未知生物 (UMA)案内』(笠倉出版)など。新刊に、『蘇る封印映像』(宝島社)がある。
ウェブ連載「幻の映画を観た! 怪獣怪人大集合

★天野ミチヒロの封印映画レビューまとめ読みはコチラ

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