http://lttlleo.seesaa.net/article/472895462.html
>わたしの障害は、寿命が短い。たぶん、自殺して死んじゃうんだと思うけど。
親になってこれを(他人事のように)言うのは、やはり無責任だと思う。
子をもったからには絶対に自死はしない、と決意すべきなんですよ。
自分の選択で子を産んだこと・子への責任に、それは含まれるんですよ。
無責任というのは「実際に自死したら(その後が)」だけを指すのではないですよ。
親がそういう危うさを自分で固く封印しようと決意しない、
その危うさを封印せず漏らすことが、子に対する脅迫になる、
それを考えないことを含めてですよ。
「残酷な神が支配する」を読んでいませんか。
未読ならぜひ読んでください。
この記事タイトルのサンドラとは、主人公少年の母の名前です。
※未読の方へ予告、
ここから書くのは物語の序章にあたる、人物像描写の部分ですが、
ネタバレと感じる方は避けてください。
・
・
・
・
・
サンドラは精神的に弱く不安定な女性で、
夫は若くして亡くなり、息子ジェルミは幼い時からその母を支えていたが、
ある時サンドラは自宅で自死を図る。
母の自死未遂はジェルミに深い傷を残し、
母を失うのではという恐怖が彼を縛り続けることになる。
僕がサンドラをもっと支えていれば、もっと頼りになっていれば、の自責、
繰り返したくない、だからサンドラを一番に考える、そういう回路が彼に組み込まれてしまった。
幼い子にこんな恐怖を植え付けたことが、
それ以前に子に親のケアをさせていたことが、
サンドラは客観的に言って毒親なんですよ。
彼女に自覚がなくとも、彼女は恐怖で息子を縛り、自分に仕えることを強いた。
これが序章なんですよ。この後に本編がある。
c71さんのお子さんはまだ小さいですよね。
今ならまだ間に合います。
お子さんに「おかあさんがしんじゃうかも」という不安を持たせないでください。
子を望んだ時から、希死念慮は捨て去るかそれができなければ封印する、
そうしなければならないんです。