「かなしみの片手ひらいて渡り鳥」。北海道大学の研究室、色紙に書かれた文を見た俳句専門家は思わずうなった。AIが作った句のレベルが想像よりも高いと感じたからだ。公立はこだて未来大学(北海道函館市)の松原仁教授は、北大の川村秀憲教授らとAIに俳句を詠ませる方法を研究している。
AIはまず、数十万の俳句に多く登場する単語の並びを学習する。その上で「17文字で作る」といった俳句の…
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