「母さんです」――本当に子ども向けアニメ!?『機動戦士Vガンダム』の壮絶トラウマシーンを改めて振り返る

"拷問シーン"もなかなかのトラウマだった

“拷問シーン”もなかなかのトラウマだった

僕は子供の頃から今に至るまで、ガン消しをコツコツ収集している。特に小学生の頃にガシャポンを回して手に入ったVガンダムは、かなりのお気に入りだった。

だけどVガンダムが活躍する、1993年放送のアニメ『機動戦士Vガンダム』は、正直あまり好きではなかったというか、ぶっちゃけ怖くて観るのをやめてしまった。リアルタイムでせっかくのガンダムを観ないなんて今思うと勿体ないんだけど、あれは子供が観るにはきつい描写が多かった。

結局中学生になってようやくVHSで観ることになったんだけど、やっぱりそれでも怖い思いをした。はっきり書いてしまうと、本作はやたらとトラウマになる描写が多い。まあ、戦争を描く作品なので、さっきまで笑ってた人間が死ぬということは当たり前なんだろうけども。

ということで今回は、このVガンのトラウマ描写について書きたい。(文:松本ミゾレ)

ガンダムファンに語り継がれるザンスカール帝国の暴虐非道ぶり