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【ドラニュース】

人気コスプレーヤーえなこ次は「ノーバン!」昨年涙を流したナゴヤドームでの始球式…今年も挑戦したい!

2020年1月2日 14時10分

次はノーバンで!

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 始球式をもう一度―。人気コスプレーヤーのえなこ(25)が元日の願いを語った。2019年8月23日の中日―広島戦で「夢だった」というナゴヤドームでの始球式を実現するも、ノーバウンド投球ならずベンチ裏で涙を流した。20年も「ぜひ、やってみたい」と完全投球を目標に掲げた。

 夢の投球は不完全燃焼に終わった。他球団のオファーを断り、待ち続けたナゴヤドームのマウンドだった。「2年前からずっと言い続けてきて、ようやくかなった」。ヘソ出しに耳付き、かわいらしい衣装でキャッチャーミットを目指した。

 「ノーバンを狙ったけどちょっと届かなくて。ベンチの裏で悔し涙を見せてしまいました。ドアラの前で泣いちゃって。自分でもびっくりしました。あっ、心から本気になっていたんだって」

 名古屋市出身。ドラゴンズブルーの血が流れていた。球技の経験はなかったが、2カ月前から練習を積み「筋トレもした」という。かわいらしいルックスの裏には完璧主義者の顔を持つ。「もう一度、投げ方から見直しですね。もし、やらせていただけるのであれば、ぜひやりたい」。本気モードだ。

 1994年生まれ。「ドアラと生まれ年も一緒。お尻のしっぽはドアラとおそろい」と笑みをこぼし、衣装のポイントを目を輝かせて教えてくれた。“リベンジ”投へ向け、ピッチングを教えてもらいたい投手を聞くと「試合前に疲れて本番不調だと困るので」と困った顔をする。きめ細かな気遣いをする25歳だった。

 震災など「心痛める出来事があって」2018年から自身が中心となり、チャリティー撮影会も開いている。昨年はアニメ制作会社「京都アニメーション」の火災もあった。「オタクとして『何かしないと』と思って。震災も含めてチャリティーは継続しないと意味がない」。慈善イベント継続にも力を注いでいるえなこだった。

 

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