人生で普通は「こうなったらこうなる」という一般的な通念があります。
「〇〇したら(なったら)→〇〇になる」というパターンです。
今回お話ししたいのは人生には必ず「例外」があるということです。
これらの「例外」は人生に可能性を与えてくれます。
人生の例外とは
- 大学の教育学部を卒業して学校の先生になる
- 美容師になるために美容師の専門学校に通う
- 良い学校に入れば大企業に就職できる
- 出世コースを外れたらもう出世はできない
しかし、教育学部を卒業しても先生にならない人もいます。
出世コースを外れていたのに、おもわぬ形で出世した人もいます。
昔に比べても「王道のパターン」「当たり前のパターン」ということが崩れてきました。
「女性は結婚すると会社を退職する」など一昔前は当たり前であったことが、現代では当たり前ではありません。
多種多様な選択肢があり、可能性も広がったと言えます。
しかし、まだまだ世間一般的な「王道のパターン」いわゆる「普通」にとらわれて、自分自身で勝手にあきらめたり、落ち込んだりする人も多いのではないでしょうか。
30歳未経験プログラマー
これ私のことなんです。
29歳のときに思い立ってプログラマーになりたいと思いました。
それまでは大学を卒業して、営業の仕事しかしたことがありません。
営業の仕事を辞めて、社会人向けのプログラミングスクールに通い、30歳のときに晴れてプログラマーになりました。
しかし、プログラマーになったからといって30歳で未経験です。
私は今でも覚えている、その時雇っていただいた会社の社長の言葉があります。
「まわりから30歳未経験を採用するなんて考えられない。狂ってるって言われたよ」
社長としては自分に発奮してもらおうと思い、言った言葉なのかは定かではありませんが、自分の中には強烈に残った言葉でした。
「よーし、そういったやつを絶対に見返してやる!」
この言葉は当時の自分を奮い立たせました。
この言葉があったからこそ、プログラマー時代は苦しいことがあっても、頑張ることができました。
今は様々なことがあり、プログラマーではない他の道を進んでいますが、この言葉だけは忘れられません。
できないことはない
これは私がプログラマーになったときより、まだ以前の話しにはなりますが、昔は「30歳プログラマー定年説」があったのです。
先程の「30歳未経験を雇うなんて狂っている」という言葉の裏には、
「30歳でプログラマーは一区切りという時代もあったのに、30歳からプログラマーになるなんて普通はありえない」という意味がありました。
私がこのとき感じたのは、
「一生懸命頑張れば、いわゆる「普通」というのは打ち破れるものだな」と素直に感じました。
自分が無知だったこともありますが「普通は30歳から未経験でプログラマーなんて無理だよ!」という言葉を鵜呑みにしていたら、プログラマーにはなれていません。
世の中の「普通はこうだよ!」ということはありますが、普通ではない「例外」は必ずあるものだと経験することができました。
それ以来、まわりの人が言う「普通は無理だよ!」という言葉に対して「だったら例外になれば良い」と思うようになりました。
まとめ
私の経験は小さいものです。
テレビでもっとスケールの大きなこの手の話しはありますよね。
- 定年後に起業した会社で大成功!
- 普通の主婦が年商〇〇億円の社長に!
- 50歳を過ぎて大学に入り直して勉強する!
これらも普通に考えたら無理なことだと一般的には言われています。
でもその「普通」って誰が決めたのでしょうか?
それが「普通」というのであれば、自分は「例外」になろうと思ってみても良いのではないでしょうか。
このブログを例に取ると、継続して収益化するのは「普通では無理」なのかもしれません。
でもよく考えると「普通は無理」と言っている人は、
- あきらめた人
- そもそもブログをやっていない人
この2パターンの人ではないでしょうか。
これはブログに限らずの話しです。
途中で何らかの事情で「あきらめた人」が「無理」というのはわかります。
しかし大多数は「やってもない人」が「無理」と言っているのはないでしょうか。
「普通は無理」という言葉に惑わされずに「それだったら俺が例外になろう!」という気概を持って、何事にもチャレンジしていきたいですね!(^^)!