2019年版 パソコン・PC PSPエミュレーター『PPSSPP』導入・設定方 Windows/MAC/Linux必要スペックと動作ソフト

 

 

プレステの携帯機として満を持して発売されたPSP

PS2並の画質をPSPで楽しむことができ、更には
動画や音楽なども利用できる万能ゲーム機器だ。

そんなPSPのゲーム、いまでも十分楽しめる名作が数多くありますが
HD画質で遊ぶことができないのでグラフィック面では不安があります。

そんなときはパソコンで実機よりも快適に美しい映像を楽しめるエミュレーターを活用しましょう!

今回紹介するエミュはPSPエミュレーター『PPSSPP』
PPSSPP設定・導入から必要スペックなどのご紹介を行います。

 

 

PSPエミュレーター『PPSSPP』とは?

 

レトロゲームのエミュでは数多くのエミュレータソフトが開発されていますが
基本的にPSPのエミュレータは『PPSSPP』がメジャーになります。

 

幅広いプラットフォームで展開

PPSSPPはWindowsやAndroid、Mac OS X、
さらにはニンテンドーSwitch内での起動もでき
一応ほかにもPSPエミュはありますが、今でも盛んに
開発が続けられているので、PSPエミュを楽しみたいならPPSSPPを導入しましょう。

 

大画面&高画質で楽しめる

基本的にPSPは携帯ゲーム機なのでゲームによっては
表示が滲んで見づらかったり、アクション系での迫力が少ない欠点があります。

しかしPPSSPPはPCの大画面に合わせて
解像度を引き上げれるのでかなり操作しやすくなります。

動作自体もマイナーすぎるソフトでなければ
ほぼすべてのソフトを快適に実機同様に動くので
格段に互換性と再現性が高く、動作しないソフトのほうが少ないほどです。
自分の持っているソフト数十本試してみましたが動作しなかったことはありませんでした。

 

公式で日本語化対応

エミュレーターでは日本語に対応しているソフトが少なく
有志の方が作成したエミュ日本語化を利用しなくてはなりませんでしたが
PPSSPPは公式で日本語に対応しています。
エミュの設定は細かく設定しようと思うと難しいですから
日本語対応はありがたいですね。

 

 

 

PSPエミュレーター『PPSSPP』必要スペックは?

 

レトロゲームと違いPSPは3Dゲームが進化していますから
それなりのパソコンスペックが必要になります。
公式等の必要スペックがこちら!

・最低限必要なスペック
●CPU:Core2Duo 2.0GHz以上 / Athlon64 X2 2.6Ghz以上
●メモリ:1GB以上
●グラフィックボード:Geforce7900GT以上 / RADEON X1900GT以上
●OS:WindowsXP以降 / Linux

・公式推奨スペック
●CPU:Intel Core2Duo 3.2GHz以上 OR i3/i5/i7 2.8GHz以上 OR AMD PhenoII3.2GHz以上
●メモリ:2GB以上
●グラフィックボード:Geforce8800以上
●OS:Windows7以降 / Linux

最低限必要なスペックに関しては起動がなんとかできるレベル。
3Dゲームはもちろん快適に動かず処理負担が低い2DゲームならOK。
公式推奨はグラフィックを全く上げず実機と同じのグラでいいならそれなりに動く。
ただ此のスペックではパソコンでする意味がない。

・個人的推奨スペック
■CPU:第4世代Core i3 3.6Ghz以上
■メモリ:DDR4 4GB以上
■グラフィックボード:GTX750Ti 以上
■OS:Windows7以降

これだけあれば大体のソフトを高画質で楽しむことができる。
グラフィックボードは数千円で結構。
PS2エミュはCPUのほうが大事なのでそちらを充実させてほうがいい。

 

 


↑いまならばコスパ的にもほかのゲームに対応できるGTX1050

 

 

 

グラフィックボードに関しては下の記事で
スペック・消費電力・値段に対してのコスパなどを
まとめたGPU比較表を作成しましたのでご参考に!!

↑こちらからグラボ比較記事を参照ください

 

 

自分で自作せずに店頭で購入したり
自作PCをメルカリやヤフオクなどで購入した場合
グラフィックボードやメモリ・CPUなどの型番がわからない場合があります。

そんなときこちらのソフトを使用すれば
パソコン内で使用されているパーツの詳細を出してくれるので便利。

↑こちらからインストール手順と見方を紹介中!!

 

ノートパソコンでの使用を考えている方は↓の記事で確認!

 

 

 

 

 

 

 

 

PSPエミュレーター『PPSSPP』ダウンロード

 

ではPSPエミュをダウンロードしていきましょう!!

①公式サイト『PPSSPP』に飛び、各ロゴがあるので該当のOSを選択

  • Android
  • Windows
  • iOS
  • PPSSPP for macOS
  • PPSSPP for Blackberry
  • PPSSPP for Meego / Harmattan
  • PPSSPP for Symbian
  • PPSSPP for Pandora
  • PPSSPP for Linux

PPSSPPはこれだけのOSに対応しております!!

今回はWindow版を基本に導入の紹介を行っております。

 

②ダウンロードしたZIP版を解答します。

③PPSSPPのEXEをクリックすれば、起動できます。

 

PSPのROMを用意する

 

PSPのROMを吸い出しする方法

さきほどの解説でPSPのエミュは導入できましたが、ソフトのデータが無ければゲームをすることができません。

ゲームのROMはPSPの実機を使うことで吸い出しすることができます。

 

↓まず実機を改造する必要があるのでこちらを参照

 

実機の改造が完了したかすでに改造済みの方はPSPに
吸い出しをすることが出来るソフトを導入して
お持ちのソフトからROMデータを抽出しましょう!

↓こちらで設定・導入を説明しております

 

PSPソフトデータがネットに??

 

実はPSPのソフトはネット上に転がっています。

 

 

このサイトで簡単にPSPのROM・ISOは手に入るらしいです。

ソフトのダウンロードは犯罪なのでやめておきましょう!!

 

 

 

『PPSSPP』初期設定方

ゲームの起動方法

 

①PPSSPPを起動し【ゲームタブ】に移動。参照ボタンをクリックしゲームの配置場所を開きます。

 

②ゲームが配置されているフォルダを開くとゲームアイコンが表示

 

③あとはアイコンをクリックすれば起動できます。

 

※ゲームを終了してメニューへ戻りたい場合は “エミュレーション” タブ → “停止” をクリック

 

ステートセーブ

PPSSPPの便利機能一つに【ステートセーブ機能】がございます。

基本的にゲームは用意されているセーブポイントでしか、セーブができず

できたとしても中断セーブで間違ってデータを消してしまう可能性があります。

 

そんなときに【ステートセーブ機能】を活用することでプレイ中のゲームの状態をそのまま保存していつでもロード出来るようにできます。

 

①”ファイルタブを選択すると【ステートを保存】が出るのでクリック

②ロードしたいときは【ステートを読み込む】でロード可能になります。

最大で5つまでステートを保存することが可能です。

 

決定ボタンを○ボタンに変更

初期設定では決定が海外のゲームの仕様で×ボタンに設定されています

本体設定に依存するゲームでは決定ボタンが入れ替わってしまうので、○ボタンに変更しておきましょう!!

 

①PPSSPPのホーム画面→詳細設定→システム→決定ボタン まるに変更

 

 

 

コントローラーの設定

 

コントローラーのボタン割当

一応PPSSPPではデフォルトでキーボードにPSPコントローラーボタン配置が組み込まれています。

PSPのボタン キーボードキー
○ボタン Xキー
×ボタン Zキー
□ボタン Aキー
△ボタン Sキー
Lボタン Qキー
Rボタン Wキー
SELECTボタン Vキー
STARTボタン SPACEキー

 

PSPのボタン キーボードキー
十字キー↑ ↑キー
十字キー→ →キー
十字キー↓ ↓キー
十字キー← ←キー
アナログパッド↑ Iキー
アナログパッド→ Lキー
アナログパッド↓ Kキー
アナログパッド← Jキー

 

こちらを使用してもいいですが、できればコントローラーを使用することで実機に近い動作で遊ぶことができます。

 

①PPSSPPのホーム画面→設定→コントロール→キーを設定するを選択

 

②コントローラーを接続して、割り当てたいボタンをクリックしてコントローラーのボタンもクリック

 

③パッドをテストして、コントローラーの動作を確認します。

④完了しましたら戻るを選択。

 

↑PS4のコントローラーはパソコンにも接続できるのでおすすめ

 

オンスクリーンコントローラの割当

PPSSPPは仮想コントローラを設定することができます。

 

①PPSSPPのホーム画面→設定→コントロール→画面にタッチ用のコントローラーを表示する→カスタムレイアウト

②画面に表示されたボタンをドラッグ&ドロップで移動

③もとに戻したいときはリセット

 

 

 

グラフィックの設定

 

レンダリング解像度の設定

 

「レンダリング解像度」を上げると、画面に表示する解像度を上げることができます。
この機能は美しいpspの映像を楽しみたいなら必要不可欠!!

 

↑の画像を御覧ください。

左側がPSPのディスプレイ解像度は480×272ピクセル
右側がディスプレイ解像度は1920×1080ピクセル

同じゲームなのか疑いたくなるくらいの違いですね笑

 

もちろんグラフィックの解像度を上げるとPCやタブレットにそれなりの性能が必要になります

ただPPSSPPというエミュレータは必要とするPCスペックがあまり高くないので、それなりに新しいPCであれば解像度を2倍や3倍に上げても快適に動作します。

 

①PPSSPPのホーム画面→設定→グラフィック→レンダリング解像度

②最初はAuto担っているので任意の数字に変更しましょう

③2xを選択すればデフォルトの解像度の②倍という意味になります。

 

 

テクスチャスケーリングの変更

いくらレンダリング解像度が高くても、ゲーム内で使用されるテクスチャの解像度が低くてはあまり綺麗には見えません。そこでPPSSPPではテクスチャの解像度をアップスケールして表示することが出来ます。こちらはアップスケールしない場合とした場合の比較画像です。

①PPSSPPのホーム画面→設定→グラフィック→クスチャスケーリング

②クスチャスケーリング” より数値を変更

 

 

 

チートも導入可能

 

PPSSPPはお金マックスやレベルマックス・隠し要素開放などのチートも使用可能に!!

導入法はこちら記事で紹介しておりますので参考に!!

 

 

PSPはアンドロイドのエミュレータも・・・

 

PPPSSPPはパソコンでだけではなく、スマホやアンドロイドにも対応しています。

こちらの記事で詳細をまとめていますので参考に!!

 

PPSSPP使用時のエラーやCTDは?

 

PPSSPPは開発も進み、有名タイトルであれば問題なく動作することが多いです。

しかし実機ではないため、よきせぬエラーやCTD・クラッシュなどの問題に遭遇することも・・・

 

そんなときは↓の記事を参考に解決してみてください