免疫チェックポイント阻害薬 キイトルーダ 術前第3相 SABC 広大病院乳腺外科 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

明けましておめでとうございます。

今年は昨年より前向きに生きられますよう
自分に言い聞かせつつ、

元記事は年末に発信された記事ですが
年の始めに、前向きな記事を

一乳癌罹患者として、自分用、そして
同病の方々に向けても、
リブログさせていただきます。

グラフや図表も、いつも有り難いですね。

結果は、Pembrolizumabを併用したほうが、
pCRが統計学的に高いことがわかりました。(予後は現時点で差がありません)

個人的に注目したのは、
ステージが進行した
トリプルネガティブ乳がんも
高いpCRが
とれていることです。
ステージⅢAでpCR 66.7%、
ⅢBで48.6%。

進行している
トリプルネガティブ乳が
でも完治する可能性が
高くなることは
本当にうれしいです。

乳がんはどんどん治りやすくなっています。
病気で治療を頑張った方、そのご家族の方、
本当にお疲れ様でした。頑張られました。
医療者はいつも病気の方、そのご家族を
応援しています。
前向きに来年も頑張っていきましょう

(引用させていただきました。
       一部、 私のブログの色の定義の共感色
       パープルを付けさせていただきました)

臨床試験結果発表の、生の情報提供を

ありがとうございます。

そして、
「本当にうれしい」
「応援しています」
「前向きに来年も頑張っていきましょう」
という言葉に、一乳癌罹患者として
共感します。

(私はトリネガではありませんが、
  同じくpCR率の高いハーセプチン+抗がん剤
  でpCRしませんでしたが、
  再発転移したとしても、寛解したり、
  奏効率、病勢コントロール率の高い薬剤が
  次々、研究開発されてきている、
  医学、医療の進歩に喜びを感じます。

  「応援しています」という笹田先生の
   医師としての言葉、姿勢に共感します)

===

【自分用のメモ
    &私のブログの読者さんへの共有】

◼️KEYNOTE-522(NCT03036488)

・ESMO2019で発表された結果の詳細解析
    (リンパ節転移有無)

・トリネガ乳癌の
    術前抗がん剤+キイトルーダの
    国際(21か国)第3相臨床試験

●対象ステージ
・T1c N1-2またはT2-4 N0-2
    (ステージⅡa~Ⅲb) ※Ⅲcは対象外

●試験デザイン
・術前療法
       パクリタキセル+カルボプラチン  /1W
         ×12回
    + キイトルーダ   or  プラセボ  /3W
          ×4回
   ↓
   AC  or  EC  /3W  ×4回
   ↓
・根治手術
   ↓
・術後療法
       キイトルーダ  or  プラセボ  /3W  ×9回  
       (すなわち、半年)

効果

pCR率:  最初の602人(401人 vs 201人)
    64.8%  vs  51.2%  (p = 0.00055)

【ステージ別】
・ステージIIA  182人 vs  87人
       73.1% vs  62.1%    改善率:11.0%
       (95%: -0.7 to 23.2%).

・ステージIIB  121人  vs  62人
       56.2%  vs  48.4%    改善率:7.8%
       (95%: -7.4% to 22.8%)

・ステージIIIA  60人  vs  38人
      66.7%  vs  42.1%  改善率:24.6%
       (95%: 4.3%-43.1%)

・ステージのIIIB  37人  vs 13人
      48.6%  vs  23.1%  改善率:23.1%
      (95%: -6.1% - 48.9%)

【リンパ節転移有無別】
・リンパ節転移なし  191人  vs  99人
     64.9%  vs  58.6%    改善率:6.3%
       (95% : -5.3% -18.2%)

・リンパ節転移あり  210人  vs  102人
     64.8% vs  44.1%  改善率:20.6%
        (95% :8.9%-31.9%)

【PD-L1発現有無別】
・PD-L1陰性(CPS<1)  64人 vs  33人
       45.3% vs  30.3%   改善率:18.3%
        (95% :-3.3% - 36.8%)
・PD-L1陽性  (CPS ≥1) 
       68.9% vs 54.9%   改善率 14.2%
         (95%: :5.3%-23.1%)

・CPS ≥10
        77.9%  vs 59.8%  改善率 17.5% 
          (95%: 6.2%-29.1%)
・CPS ≥20
        81.7%  vs 62.5%  改善率 18.5% 
           (95%: 5.0%-32.7%)

▼EFS率   観察期間中央 15.5か月
   対象群 91.3% vs  85.3%、
   ( [HR] 0.63; 95%:0.43-0.93))  


ー◆ー◆ー◆ー

【myブログの
    キイトルーダ関連の過去記事】

★  2017/8/1 投稿

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◼️癌腫横断 標準治療のないMSI-Highで承認


下矢印

◼️KEYNOTE-119
・転移性トリネガ乳癌、2nd or 3rdライン
    第3相
・キイトルーダ単剤
     vs 殺細胞性抗がん剤
           (ゼローダ、ハラヴェン、ジェムザール
            ナベルビンから医師選択)

▼2019/5/20  プレスリリース
     残念ながら単剤では優位性示せず



※因みに、夢の新薬であったといえる、
  ハーセプチンも、単剤の臨床試験試験での
  奏効率は20%くらいで、決して高くは
  なかったけれど、
  すごく効く人には完全奏効もするし
  何より腫瘍増大を抑えて現状を維持する
  腫瘍制御率が高くて、副作用が小さいから
  長く使えて画期的にOSを延ばしており、
  臨床試験以上の効果を臨床医が実感して
  いると読み聞きしている。  

  私の癌も、ハーセプチン+ドセでは
  ほとんど縮小せず、
  縮小させたのは、その前のFEC(アンスラ)。
  HER2陽性乳癌は増殖が速い、増殖の速い
  細胞を無差別攻撃する殺細胞性抗がん剤の
  奏効率も高い。
  でも、ハーセプチンのない時代には、
  すぐにリバウンド、再増大してきてしまう
  タチの悪い癌と言われていた。
  そのHER2陽性乳癌に対して、ハーセプチン
   は、その再増大を抑え、じわじわ癌を
   兵糧攻めにしてくれる、
   私の癌に対しても、
  そのように効いたんじゃないかな、
  と思っています。

  免疫チェックポイント阻害剤も
  ハーセプチンと似たように
  進行した癌には、殺細胞性抗がん剤と併用
  で腫瘍量を減らし、そして再増大しない
  ように長期間じんわり効くのでは
  なかろうか、と、素人なりに、
  自分事として、期待をもって
  臨床試験の動向をウォッチしています。

下矢印

◼️KEYNOTE-355
・予定実施期間  2016年7月~2019年12月
・トリネガ乳癌  手術不能局所再発または
    転移性  1stライン 第3相
    キイトルーダ+抗がん剤併用
    ( Nab-パクリタキセル or パクリタキセル
      or ジェムザール 
      +カルボプラチン(パラプラチン))

▼対象
・初期治療(I~III期)の治療が完了
・再発転移までの期間が6ヶ月以上経過
・術前/術後補助療法で全身治療を受けた
    場合、アンスラ治療歴あり

下矢印

◼️KEYNOTE-522
     (ESMO2019での結果発表)


===

因みにトリネガ以外の情報
(最新化はできていない、新しい情報が
  あるかも)

▼HER2陽性

   2018/3/3  投稿



   ※DS-8201は、ハーセプチンの
     バイオシミラーに、殺細胞性抗がん剤
     をくっつけた、抗HER2抗体薬物複合体。
     ハーセプチンに殺細胞性抗がん剤を
     くっつけたカドサイラの親戚。
     2019年に発表された第2相臨床試験結果
     が非常に良好だったため、
     直近の2019年12月にFDA迅速承認された。
    
▼ルミナールA(ホルモン陽性、HER2陰性)

    2018/10/17 投稿


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