「あれは悪だから、徹底的に論破し侮辱し殲滅せねばならぬ」 そんな声ばかり聞こえます。 「手を繋ごう」と言う人も、「繋がぬ奴らは悪であるから殲滅すべき」という。 「和解しよう」と言う人も、「和解せぬ奴らは悪であるから殲滅すべき」という。 そんな世の中になってしまいました
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「この際限ない殲滅戦の果てに、何があるのか」 そう思うと、憂鬱にならずにはいられません。 「論破せよ」 「侮辱せよ」 「殲滅せよ」 それを願い叫ぶ人は、何を見ているのでしょうか。バラ色の未来、理想的な世界を見ているのでしょうか
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あなたの敵がいない世界は、そんなに素晴らしい世界なのでしょうか。 敵があなたに論破されて何も言えなくなったら。 敵があなたに侮辱されて人前に出れなくなったら。 敵があなたに殲滅されて生きていけなくなったら。 そうなったら、「嗚呼、素晴らしい世界だ!」と笑うのでしょうか
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好き嫌いは仕方ないです。誰にだってあります。僕にだってあります。 しかし、嫌いだから論破し侮辱し殲滅せねばならぬという決まりは、ないはずです。 自分が誰かを嫌うのも、誰かが自分を嫌うのも避けられないことです。嫌いでも折り合えるのではないですか。 どうして、殲滅戦になるのですか
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嫌いだから殲滅すべき。 愚かだから殲滅すべき。 間違っているから殲滅すべき。 いつからそれが当然になってしまったのでしょうか。
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あなたはこういうかもしれません。 「奴らがこちらを殲滅しに来るのだから、戦わねばならぬ」 「奴らを殲滅せぬ限り、我らは安心して眠れぬのだ」 しかし、相手も同じように思っているかもしれない、と。そう考えられないのですか。 お互いに敵意と疑心暗鬼を増幅しあっているだけではないのですか
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嫌いな奴、愚かな奴、間違った奴を殲滅した末に、良い社会が訪れた。そんな例、あるのでしょうか? 殲滅戦を続けた挙句、双方が疲れ切り、廃墟の中で和解した。 敵を殲滅したはいいが、今度は味方の中から「間違った奴」を見つけて殲滅する戦いが始まった。 それ以外の結末、あるのでしょうか
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2010年代はもうすぐ終わります。混乱とともに始まり、分断とともに終わります。 世界を覆う敵意と憎悪が、2010年代とともに終わるように。 2020年代が和解と協調の時代になるように。 そう願ってやみません
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僕はそこまで悲観していません。 90年代にソ連が崩壊した時、大人たちは「世界が平和になり、明るい時代が来る」と言っていました 90年代にバブルが崩壊した時、大人たちは「一時的なもの 。すぐ好景気になる」と言っていました。 全部外れました。予想なんてあてになりません
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僕はそこまで悲観していません。 00年代に改革をするぞと言った時、これで世の中は明るくなるとみんなが言っていました。 00年代にイラクを攻めると言った時、これで安心できるとみんなが言いました。 全部外れました。予想なんてあてになりません
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後からみれば根拠なき楽観でも、当時は根拠があり信用に値すると思われていました。未来を予想するのは本当に難しいです。2010年代に世界がこうなると正しく予測できた人、どれだけいるのでしょうか。予想は外れます。だから、意外な形で好転するかもしれないと。そう願います
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僕の言ってること、きれいごとですよ。でもね。 「きれいごとなんて嘘だ。現実を見ろ」 そう言い続けた結果がこのざまじゃないですか。 「敵は殲滅するしかない」 「無駄は切り捨てねばならない」 そんな「現実論」が、この惨状を導いたのではないですか。 その「現実論」が何の役に立った?
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現実を見ろと言う人の主張をよくよく聞いてみると、結局は殲滅しろに行きつくんですよね。許せないから殲滅しろ。不快だから殲滅しろ。自分が無駄だと思ったから殲滅しろ。そればっかり。許せないが我慢しようとか、不快だから我慢しようとか、無駄だと思うが我慢しようとか、そうはならないんですよね
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「殲滅したい」「我慢したくない」という気持ちがあり、それを正当化するために現実と言う言葉を持ち出してる。そうとしか見えないんですよね。しかし、殲滅なんていうほど簡単じゃないから、双方が現実を口にしながら殴り合い、疲弊していくだけ。そしてリソースを殲滅戦に注ぎ、社会は荒れ果てていく
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殲滅戦が2010年代とともに終わるよう、心より願います。 世界に蔓延する悲観が2010年代とともに終わるよう、心より願います。 世界を覆う閉塞感が2010年代とともに終わるよう、心より願います。
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人は知っているはずです。暗い時代はいつか終わると。 90年代、関西は闇に包まれました。この闇が明ける日は来るのか。永久に暗闇が続くのではないか。誰もが絶望していました。しかし、暗黒時代は2003年、1990年代の終わりから4年で終わりました。こんなに早く闇が明けると、誰が想像したでしょうか
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こんな時代だからこそ、前向きなことを言いたいと思います。 絶望を口にするのは気持ち良いです。賢くなった気持ちになれるから。現実を見た気持ちになれるから。絶望していない人間を見下せるから。 気持ち良いです。本当に。でも、気持ち良いだけです
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人に期待するだけではいけないので、自分も明るく穏やかな人間になるよう心がけます。そういう人間が1人増えれば、世界の75億分の1が明るく穏やかになります。世界がほんのわずかながら良い方向に向かうわけです
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この垢は2010年代用垢なので、2020年になる前に削除します。皆さんがこの名前を目にすることは、もうないでしょう。しかし、僕は生き続けますし、世界が明るくなるよう願い続けます
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僕自身、決して先行きが明るいとは言えません。何年か前に体調が良くないという呟きをしました。あれ、まだ治ってないんですよね。 あの時から終わりを意識するようになりました。いつか来るその日を想った時、「笑って締めたいなあ」と思ったんですよね
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だから、ツイッターも笑って締めたいと思いました。嫌なことはたくさんありました。嫌な奴はさんさんいました。恨み言を言おうと思えば、いくらでも言えます。でも、そんなの楽しくないでしょう。お礼を申し上げ、きれいごとを語り、明るい未来を夢見る。それが自分らしい終わり方だと思いました
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自分は楽しくやりたいし、皆さんにも楽しんでいただきたい。8年間、そう思ってやってきました。ですから、楽しく終わります。 本当にありがとうございました。
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