悲しいことがあった日は、黙々と作業できる料理で。細く切った野菜を肉で巻いていく作業は、没頭できていい
12月27日未明、10年間苦楽を共にしてきた愛猫が眠りながら虹の橋を渡りました。
気が付いたのは28日の朝。
仕事中の夫に電話で連絡し、実家の両親にも報告して葬式の段取りをつけ、それから1日中泣き続けました。
動物との別れは初めてではないけれど、何度経験しても慣れるものではないですね。
それでも、おなかをすかせて帰ってくる夫の為にごはんは作らなければ。
生活をしなければ。そんな日の献立です。
献立
主菜:野菜の肉巻き
副菜:千切りキャベツ
汁物:長芋の味噌汁
主食:ごはん
材料費
薄切り豚ロース(300g):414円
千切りキャベツ:12円
長芋:49円
合計:475円
振り返って…
この日はまだ、ショックはあったけれど動くことはできていました。
次の日から私も仕事だし、落ち込んでいるわけにはいかないという気持ちもあったのかもしれません。
夫も、悲しみながらもごはんはしっかり食べていました。それでも、いつもならおかわりするごはんもお味噌汁も、一切おかわりはせず…。
食事時に、猫が膝の上に乗ってきてくつろぐことが多く、困っていたのですが、いざそれがなくなってみるととんでもなく寂しくて、悲しくて、つらかったです。
「部屋が静かになってしまったね」とつぶやきあっています。