午前中はのんびり起きて、朝食をがやがやしながら頂く。
こうしてうるさいうるさいと文句を言いながら自宅で食べる食事を幸せと呼ぶのだろう。
私には幸せなんて到底似合わないと思っているけど、それは自分が幸せだからだろう。
何もかも、ありがたいことです。
お昼は、G系ラーメン佐藤ジロー@小田原市扇町2-16-10へ。
2019/11/27オープン、店長さんは翔龍(後期)の店長さん。
どんな地にもあるG系(ガッツリ系、ガーリック系)ですが、不思議と小田原には根付かず、豚壱家(足柄店(2010/5/15-2011/1/31)、国府津店(2010/7/17-2015/6/30)が閉店して以来、4年ぶりのG系ラーメン店になります。
店舗のある味のプラザビル(井細田駅から徒歩一分)は、その駐車場の入りにくさ(停めにくさ)が災いしているのか、何度も店舗が変わっています。
調べた限りでは、十八番、博多長浜ラーメン翔龍井細田店(2010/5-不明)、麺処輝(2016/8/6-2017/8/10)、麺や笑(2017/11/20-2018/11/13)、博多ラーメン翔龍(不明)。
翔龍が二度登場してますが、店長や経営は別なので再開店ではありませんし、どちらの翔龍のことか判断がつかないネット情報もあります。
開店当初、店内はラーメンを含めて全て撮影禁止のようでしたが、その後、撮影禁止のポップに「ラーメンはいいよ」と書き足されています。
撮影禁止ですので、メニューとか席配置とか調味料とかは全てすっ飛ばしてラーメンの話だけ。
券売機を見ると、ラーメン並780円、ネギラーメン並890円、汁なし並880円。
麺量は並250g、大(100円増し)375g、倍(200円増し)500g。
トッピングは、生たまご50円、味ねぎ100円、ゆで卵70円、のり100円、からし高菜100、うずら卵100円。
豚増し、ご飯物はありません。
席配置は前店踏襲、厨房を囲むL字カウンター6席と5席、壁向きカウンター5席。
卓上にはラーメンのタレ、酢、一味唐辛子、ブラックペッパー粗挽、ホワイトペッパーパウダー。
厨房には男性店長さんと女性店員さんがいて、女性店員さんに食券を渡します。
無料トッピングはヤサイ、ニンニク、アブラ。汁なしは更に辛味、海老、マヨネーズも可能です。
厨房の様子はイマイチ見えませんが、麺が茹で上がったと思われる頃に「ニンニク入れますか?」と訊かれたので、「ニンニクヤサイ」と答えます。
しばらくして、茹で上がった麺を丼に入れて、茹で野菜のザルを持ったところで「ヤサイニンニクでしたよね?」と確認が入りました。
10分ほどでラーメン(並)780円。
やや乳化したスープからは生肉の旨味を感じることはできず、誤解を恐れずに言えば豚骨清湯と背脂とかえし醤油と魔法の白い粉の味わい。
野菜はモヤシ7割、キャベツ3割、ラーメン二郎に比べると盛りはおとなしめ、そもそもラーメン二郎でもないしラーメン二郎インスパイアでもありませんし。
ラーメンはそんな風に難しいことを考えながら食べる料理ではありませんし、開店して一ヶ月でああだこうだも何かポイントがずれています。
ミシっとした噛み応えの太麺は村上朝日製麺所、オーションが使われているのか、かなりの噛み応え。
翔龍時代は鴨宮製麺でしたので、経営が変わったのかもしれませんし、村上朝日製麺所という印象が間違っているのかも知れません。
刻みニンニクを少しずつ溶かしつつ食べ進めると、甘さと辛さがいい感じです。
豚は豚バラブロック肉で二個、大きさはかなり異なり、かなり食感が違います。
スープをあまり吸わないタイプで、そのまま食べる感じ。
特別な惹きはありませんが、ラーメン二郎インスパイア不毛の地である小田原では受けると思います。
スルッと食べてご馳走様でした。
少し休んでから、石塚酒店(公式ホームページ)へ。
こちらが「日本酒を楽しむ会」の主催者である石塚さんのお店、というか、二代目の店主さん。
石塚さんが飲食店を貸し切って自身のお店の日本酒を提供する会を開催されるということは、日本酒の試飲も兼ねていることは分かりきっていること。
つまり、気に入った日本酒があればお店に買いに来てね、ということでしょう。
会に参加して、美味しかった、楽しかった、だけでは、ねー
他人に厳しく、自分に甘い私にそんなこと言われてもな。
ということで、年に何度かお店で試飲会をされるので、何年かぶりに伺いしました。
冷やで7種類、燗で10種類程度の日本酒が飲み放題で900円(税込)。
年の瀬ということで皆さん忙しく、一時間ほどいましたが、終始ノーゲス。
日本酒を飲むというより、いろいろな話をするのが目的だったりします。
石塚さんは多くを語るタイプではないのですが、来年の話をちらっとされて。
その日に自身が幹事の会が重ならないことを、祈るばかりです。
もちろん、一升瓶一本と四合瓶一本を買って、お店を後にしました。
お店に一番近い駅は井細田なんだけど、一度も乗り降りしたことがない。
ここから小田原に行くなら乗ればいいんだけど、小田原に行くことがない。
人生、用事がないことだらけだな。
晩酌。
群馬県の蔵元である永井酒造が醸す「水芭蕉(みずばしょう)」純米大吟醸 干支ボトル。
お酒好きにとってお酒をもらえることが最高の喜び、ありがとうございます。
> 麺量は並250g、大(100円増し)375g、倍(200円増し)500g。
> トッピングは、生たまご50円、味ねぎ100円、ゆで卵70円、のり100円、からし高菜100、うずら卵100円。
すごい記憶力ですね。さすがはふらわさん♪
> 特別な挽きはありませんが、ラーメン二郎インスパイア不毛の地である小田原では受けると思います。
ふらわさんのその言い回し、嫌いじゃないですよ。