溜めてしまったブログを一気に書き上げています。
ブログなんて自己満足なので他人のことはどうでもよくて、自分がやりたいことをやっているだけ。
ですので、今年の分を今年に上げ切るかどうかは、自分の問題。
区切りがいいところで、ラーメンでも食べてくるか。
女房を連れただって向かったのは、麺処みなみ@小田原市扇町2-32-20。
富士フイルム小田原工場東門の目の前のいっちく(2005-2014)跡地に、2019/12/3オープン。
店長の南谷さんは、かつて蔵出し熟成味噌 麺屋 味噌壱(2014/4/8-2018/10/21)で働かれていた方。
味噌壱を閉めて、こちらをオープンさせた経緯は不明です。
既に地元では人気店のようで、13時ごろに伺うと駐車場満車、入店まで30分ほど待ちました。
席配置は横一文字のカウンター12席のみ。
卓上には辣油、酢、醤油、一味唐からし、ブラックペッパー(グラウンド)。
メニューは両側と後の壁に貼り出されていて、座ってしまうと殆どお客さんからは見えません。
ですので、横長のメニュー(何故横長?)を渡してくださり、口頭注文後会計。
ラーメンは味噌800円、塩750円、醤油750円、まぜソバ(追い飯付)800円。
ご飯物は炒飯500円、ライス小150円、中200円、大250円。
トッピングはチャーシュー、コーン、バター、煮玉子、ネギ、野菜など。
調理担当の店長さんは熟練した中華鍋さばきですが、サポートの女性2人がズプの素人にしか見えません。
手伝わない方が、早く配膳できるんじゃ無いかと、素人ながら思う次第。
まあ、今の時代は厨房の一挙一動にイライラするんじゃなくて、スマホでゲームでもやりながら待てばいいんだし。
程なくして、私の塩ラーメン750円。
丼に茹で上げた麺を丼に入れ、中華鍋を振って炒めたモヤシを乗せ、大きな寸胴からスープを注ぎ入れていて。
何かを入れ忘れたかのような薄い味わいの豚ガラ、鶏ガラスープ、ちょっと苦手。
熱くはありませんので猫舌の私には食べやすいのですが、食べやすいのと美味しいのは違うかな。
鴨宮製麺の縮れ細麺は食べて分かるほど茹で過ぎ、まあ、開店して日が浅いから仕方ない部分もあります。
トッピングのチャーシューは(何故か)分厚いタイプで、しっかりと油抜きされいて、ちゃんと美味しい。
他には炒めもやし、メンマとわかめのようなもの。
このまま食べ切るのは厳しいので、残すか味変するかの二択。
卓上の一味唐からし(「一味唐辛子」は調味料名、「一味唐からし」は商品名)をさっと掛けます。
(これだけ掛ければ)スープの印象がガラッと変わり、一変してスープまで飲み切ってしまいます。
同時に運ばれてきた女房の味噌ラーメン800円、チャーシュー300円。
スープのベースは塩ラーメンと同じで、豚ガラと鶏ガラ、味の印象は同じですが、合わせる味噌たれは赤味噌。
いろいろなラーメンを食べ歩いた私は、「味噌は単品で味が完成しているのに、なぜ合わせ味噌にするんだろう」とずっと疑問でしたが、今日その疑問が氷解しました。
単品だとここまで味がゴツゴツしてしまうんだ、なるほど。
麺は塩ラーメンと同じで、茹で過ぎなのも同じ、スープとの相性は厳しい。
それでもチャーシュー3個増量の威力は大きく、チャーシューの美味しさで麺を食べられ、スープが飲める。
トッピングは塩ラーメンと同じで、チャーシュー、炒めもやし、メンマとわかめのようなもの。
ギョーザ250円、一皿3個と明記してあったので、一人一皿と贅沢してしまいました。
かなり大きめで、皮に味が付いているのでそのままでも美味しいと説明がありました。
焼き餃子は酢と醤油で食べる私ですが、今日は酢と胡椒で美味しくいただきました。
スルッと食べてご馳走様でした。
晩酌。
神奈川の蔵元である黄金井酒造が醸す「盛升(さかります)」吟醸辛口 原酒 宮ヶ瀬ダム貯蔵酒 美山錦。
黒ラベルは「吟醸辛口 美山錦」、白ラベルは「特別純米 若水」