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第3回目は物理濾過(ウールボックス)について記します。
先ず、ウールボックスの性能はご認識のない方もおられるかと思いますが、水質の維持を図る上で、非常に重要な位置付けでもあります。
詳しくは過去に掲載した2009/1/16付け、「未発症飼育の要、ウールボックスの詳細」をご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/uchidasantinoumi/21767408.html

現在市販されているウールボックスの中には、見た目や形はウールボックスであるものの、排水量とウール敷込み面積とのバランスがミスマッチであるなど、実際には機能的でないものも多く存在しています。
上記で紹介した画像上のウールボックスは、アクリル板や塩ビ板を切り出して排水量のバランスを考慮し、隙間なくウールマットを敷き込めるように製作したものですが、材料代はアクリル板若しくは、塩ビ板、それと各々を接着固定する為の接着剤だけで製作コストは余り掛かりませんが、製作時間をかなり要します。
完璧な物理濾過を形成するのであれば、画像上のようなウールボックスを作成するのがベストではありますが、機能性は二の次でコストと手間の掛からない物理濾過でしたら、100円均一で売られているプランターボックスを流用します。(画像下ですが、掃除不充分で汚くてスミマセン^^)
60cm程度の水槽であれば、流量も然程多くはないので、プランターボックスでも何とか維持できます。濾過槽に40cm水槽を使用するのであれば、ピッタリサイズのプランターボックスが売っています。(ダイソーで買いました~^^)
画像のプランターボックスを流用した物理濾過は、玄関に60cmのオーバーフロー水槽を設置した際、仮の一時的な使用としてプランターボックスを流用したものの、作るのが面倒でもう何年もこのままの状態にしていますが、今現在でも何とか機能しています。
但し、ウールボックスの性能としては不充分な面がありますので、年一回は濾過槽の濾材掃除を行わないとならない点がネックです。