ゲーム面では現地配信や韓国チームとの交流も計画中

──もうひとつの目的であるLoLのプレイについてですが、現地ではどんなことを計画していますか。

Enty　普段は「ソロキュー」での個人練習が中心になるのかなとは思いますけど、いろいろな人と話をして情報をもらいたいなって思っています。僕コーチに教わったことがないので、チームにコーチがついたら変わるだろうって周りからも言われていて。サポートなので「ワーディング」による視界の確保をはじめ、いろいろなことを勉強したいです。実は今回の留学はUSGからの支援はもちろん、アフリカTVさんにも一部ご支援をいただいていて、プロチームのAfreeca Freecsとの交流のようなものも現在調整中です。まだどんな内容になるかわからないんですけど、是非実現したいですね。配信も、随時やっていくつもりです。それ以外では現地のeスポーツイベントとか大会もあれば、観に行ってみたいですね。まあ、LoLはないかもしれないんですけど。

──配信は具体的にどんな内容になりそうですか。

Enty　普段のOPENRECさんのプレイ配信とは別に、アフリカTVさんでも配信する予定です。韓国語をメインにして、日本語を織り交ぜる感じでやれたらいいなって思っています。「セルカ棒」も買ったのでスマホでの外配信もやりつつ、LoLのプレイ配信を通じて韓国で有名配信者になりたいですね（笑）。もちろん日本のファン向けにも韓国の文化についてとか、ゲーム文化の雰囲気や日本と何が違うのかなどを配信や動画でやりたいなって考えています。

「韓国から情報発信をしていくので是非見てもらいたい」

──チームメイトたちは、今回の留学について何か言っていましたか。

Enty　apaMENさんとHarettiさんは、「旅行もできるし韓国語も覚えられるし、まだ若いから良いんじゃない」とか言っていましたね。REMINDにも「海外生活を通じていろいろな体験ができるから良いね」と言ってもらえて、Neoには「ソロキューだったら日本でもできるし意味ないじゃん」とか言われましたけど（笑）、ふたりとは現地で会う予定にしています。昔いたリザーブのMomoっていう選手も一緒に会うつもりで、それ以外にも韓国のソロキューの友達とも会おうと思っています。その様子はSNSに載せるかもしれないし、できたら外配信するかもしれないのでUSGのファンの方は楽しみにしていてください。

──語学とLoL以外に、韓国でやりたいことや興味があることって何かありますか。

Enty　うーん、ほかには旅行とか、食べ物とかですかね。外国だから、いろいろな経験をしたいなって感じです。同じアジアですけど、結構違うと思うんですよね。あとは、とにかくいろいろな人と関わりたいです。ゲーム関係の人はもちろん、それ以外の一般の人とも交流してみたいっていうのはありますね。

──では最後に今後の目標と、ファンの皆さんに向けてひとことメッセージをお願いします。

Enty　とりあえず留学の目標としては、LoLのレートをあげることと韓国語でコミュニケーションがとれるようになること。プロゲーマーとしての目標は、『LJL』で優勝して国際大会に行くことです。今年ベトナムで開催された『Rift Rivals』には行きましたけど、相手があまり強くなかったので緊張もしなかったし、来年はRPGがこれから行くところにいるような強いチームと対戦してみたいですね。ファンの皆さんには、今後韓国から情報発信をしていくので是非見てもらいたいです。まずはツイッターでお知らせしていきますので、フォローをよろしくお願いします！

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