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──では、そろそろ本題に入りたいと思います。まずは韓国留学について、滞在期間や目的などの詳細から聞かせてもらえますか。
Enty 滞在期間は9月末から12月末の3か月程度で、語学学校に行くのはそのうちの2か月程度を予定しています。留学の目的は韓国語を覚えることと、韓国のいろいろな人と交流したいっていうのがメインですが、少しは旅行とかもしたいなっていうのはありますね。LoLについてはまだ決まっていないことも多いですが、もしかしたら韓国チームとの練習試合などもやらせてもらえるかもしれません。あとは「ソロキュー」の環境も良いので、これでどのぐらい上にあがれるのかっていうところですね。それ以外にも、韓国の人からいろいろなことを学べたらいいなと思っています。
──そもそも、なぜ韓国留学に行こうと思ったのでしょうか。
Enty やっぱり、「韓国語が話せるようになりたい」と思ったからですね。最初は「韓国に行けばLoLが上手くなれる」って思い込んでいた部分もあったんですけど、よく考えたらそれはそんな簡単にいくわけがないので(笑)。ただ、韓国人選手ってチームにとって絶対に必要な存在になってきているので、そういう面で留学に行って韓国語を覚えてこられたら自分にとってプラスになるだろうと感じたんです。あとは、韓国のLoLコミュニティサイトなどが読めるようになれば、戦略に関する情報も手に入れられるので良いなっていうのはありますね。
──すでに韓国語の勉強を始めているとのことですが、きっかけは何でしたか。また、今の韓国語のレベルはどの程度ですか。
Enty きっかけは、韓国人選手のNeoとREMINDがチームに入って来たことです。なので、勉強を始めたのは今年の1月ぐらいからで、最初はハングル文字をちょっとずつ読めるようにしていく感じでしたね。Neoがとなりの席で最初の2週間ぐらいはあまり話さなかったんですけど、そこからどんどん仲良くなっていって、お互いに日本語と韓国語をホワイトボードに書いたり話したりして教え合っていったんです。周りが日本人ばかりなので覚えやすい環境にあったのかもしれないんですけど、Neoは日本語を覚えるのが早くて。僕は、ハングル文字は読めますけど喋るのはまだあんまりできないですね。それは、これから頑張ります!
──LoLのプロゲーマーとして、韓国語を習得するメリットは何だと思いますか。
Enty これまで練習試合が終わった後の「フィードバック」で韓国人選手ときちんと話ができなかったこともあったし、ゲーミングハウスで共同生活をしているので日常生活でもあれこれ話せたらいいなって思います。ほかのチームの選手も、実は勉強しているんじゃないかなって思うんですよね。DFMのPaz選手とかはたまにSNSで韓国人選手とハングル文字でやり取りしているし、試合前のチャットでも韓国語で話したりするので、ある程度できるんじゃないでしょうか。とにかく韓国人選手と韓国語で直接コミュニケーションがとれるようになるというのは、LoLのプロゲーマーとしてゲーム面でも生活面でもプラスになるんじゃないかなと思います。
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