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「ACS」のStage2でトーナメント戦を勝ち抜き決勝戦で対戦することになったのは、東大LoLサークル「UT」と東京アニメ・声優専門学校LoLサークル「TSA」。会場で行われた事前インタビューでTSAのリーダーescridao選手は、「予選で負けてしまったのでリベンジしたい」と力強く抱負を語りました。対するUTのリーダーshu8選手は、「普段通りのプレイがしたい」と落ち着いた様子です。
MCはアイドルグループ・バクステ外神田一丁目の堀内華央理さん。彼女と試合前に話すチャンスがあったのですが、「今日は皆さんに楽しんでもらえるように盛り上げるのが私の仕事」と言っていたとおり、力強い口調で会場を盛り上げます。ステージで挨拶をした「League U」グループマネージャーのフィリップ・リウ氏の選手へのメッセージは、「幸運を祈ります、楽しんでください!」という意味のネットゲーム用語「Good luck have fun!」でした。
そして今回実況には、「League U」の「実況解説ブートキャンプ」でその実力を認められたいぇーがーさんが抜擢。その後、彼がリクルートさんを解説に選んだそうです。試合終了後にお二人とお話しできたのですが、いぇーがーさんは実況の楽しさについて「6人目の選手のように入り込める」と語っていました。リクルートさんは「コーチ、実況とやってきて、今後は解説者として頑張りたい」とのこと。彼らもまた、将来の夢を持つ学生なのです。
試合はBo3形式、つまり先に2本先取したほうが優勝です。まずは1戦目。使用禁止チャンピオンと使用するチャンピオンを決める「バンピック」で、UTのミッドレーナーknot選手が得意とする「フィドル」をTSAがバンしたことで、早くも会場はヒートアップ。序中盤に重きを置いた構成のTSAに対し後半に重きを置いたUTでしたが、序盤からUTが積極的にオブジェクトを狙っていくプレイを見せます。しかし、中盤の集団戦ではTSAが強さを見せるという一進一退の攻防が繰り広げられました。
そして、今大会のハイライトともいえる場面が訪れます。試合開始35分、TSAのDominion選手が重要なオブジェクトのひとつ「エルダードラゴン」のスティールに成功。しかしその直後、今度はUTのshu8選手が別の重要なオブジェクトである「バロン」のスティールを成功させます。「バロン」による戦力強化で勢いに乗ったUTが、その後も攻撃の手を緩めることなく、まずは1勝を手にしました。
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