―――絶対に見逃せない試合がある日は仕事を入れないし、海外のプロゲーマーが恋しくなったら飛行機に乗って会いに行く―――そんなスタンスで大人の人生を謳歌している私ですが、それでも若者たちに対する羨望があふれて止まなかったことが今回のイベントの魅力を物語っていると言えるでしょう。
本来アマチュア大会はほとんど取材したことがないのですが、ゲームタイトルが普段からお仕事で携わっている「League of Legends(LoL)」だったということもあり、お誘いを受けて観に行ってみることにしました。ところがそこにはプロの世界とは一味違う、新しい世界が広がっていたのです。今日はその会場の様子を、スイニャン目線でレポートしてみたいと思います!
夏の雰囲気と秋の気配が入り混じる晴天の9月30日(土)。ライアットゲームズが主催する学生向けプログラム「League U」の夏のキャンペーン「All Campus Series(ACS)」の決勝戦が、レッドブル・スタジオ東京にて開催されました。会場は大型スクリーンの設置された観客席・実況席側と、PCの置かれた選手席・プレス席側にスペースが分かれています。私は試合開始30分前に到着しましたが、すでに会場はLoLグッズを身に着けた学生でいっぱい。
それもそのはず。スティックバルーン、ストラップ、シリコンバンドにティーモハット……それらはすべて、入場時に配られたプレゼントだったのです。これってとっても豪華ですよね。「ティーモハットは買おうと思っていたので、もらえて嬉しい」と話す観客の学生さんもいました。
会場の一角には日本未発売のLoL公式グッズが展示されており、マニアなら喉から手が出るほどほしいものばかり。これらは「ACS」のStage1でポイントを競い合い、見事Top16に入ったサークルに贈られるそうです。さらに、会場のあちこちに置かれた小型の冷蔵庫にあるレッドブルは飲み放題。そもそも「ACS」自体、イベント参加者1万名に1000円分のBitCashがプレゼントされていました。こんな贅沢なイベント、今まであったでしょうか。
もちろん一般のお客さんも観戦は可能で、多くの方が会場を訪れていました。その数は運営側の想定以上だったようで、急きょ椅子を用意して観戦スペースを増やしたほどの盛況ぶり。ちなみにプレス席も満席で、モニターが小さかったので詳細まで観戦したいタイプには向かなかったものの、選手たちの顔が見えて声が直接聞こえるという面ではまぎれもない特等席でした。
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