競馬ファンを魅了してやまない、高知競馬の「一発逆転ファイナルレース」
僕も魅了されてやまないのですが、なかなか攻略できません。
そこで、攻略の糸口をつかむべく、いろんな角度から「一発逆転ファイナルレース」を分析する企画。
今回が第4回になります。
過去の分析はこちら↓
いろんな角度から・・・と言っておきながら、まだ騎手の面からしか分析できていませんがね。
そして今回も騎手編。
過去3回は、「ファイナルに強い騎手」を分析してきましたが、今回はちょっと志向を変えて、高知競馬リーディング上位の騎手の分析。
リーディング上位の騎手がファイナルで「来ない」条件を探りたいと思います。
そうは言っても難しい
さて、リーディング上位の騎手が、ファイナルで「来ない」条件と簡単に言いますが、これって実はとても難しい分析です。
そもそも、矛盾しているところがあるんですよね。
リーディング上位=たくさん勝っている、ということですから、ファイナルでも比例して勝っている。
これまで分析してきた、いわゆる「ファイナルに強い騎手」よりも、リーディング上位の騎手の方がファイナルで勝っているんです。
なので、馬券に「来ない」条件を探すのは、けっこう難しい。
そんなわけで、けっこう分析にてこずりました。
てこずりましたが、ちょっとだけ糸口が見えてきた気がしますので、惜しげもなくご紹介したいと思います。
永森大智騎手を分析
さて、高知競馬のリーディングジョッキーは、現在のところ永森大智騎手。
人呼んで「赤い彗星」
その実力は全国的にも知られるところであり、高知競馬では赤岡修次騎手と並んで2大巨頭です。
そんな永森騎手ですが、ファイナルレースとそれ以外のレースでの2016年以降の成績を見てみると、
| 永森大智 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ファイナルレース | 20.3% | 36.2% | 48.6% |
| ファイナルレース以外 | 27.8% | 46.0% | 59.6% |
となっていて、ファイナルレース以外のレースと比べると、ファイナルレースでの勝率・連対率・複勝率が下がる傾向にあります。
(まあ、それでも約半分は複勝圏内に来ているんですが…)
では、どんな条件の時に、永森騎手はファイナルレースでの成績を落としているのでしょうか。
これは、ズバリ、
「真ん中より外枠」
の時です。
次のデータを見てみてください。
| 永森大智 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ファイナルレース | 20.3% | 36.2% | 48.6% |
| 馬番が1番-6番のとき | 21.1% | 37.9% | 53.7% |
| 馬番が7番-12番のとき | 19.5% | 34.1% | 42.7% |
このように、馬番が内側のときに比べて、馬番が外側のときに成績を落としています。
まあ、それでも好成績と言えば好成績なのですが、永森騎手の馬が外側の枠に入っていたら、少し疑ってかかってもいいかもしれません。
そして、このデータをさらに深堀りしてみて、レース距離別の成績を見てみると、
| 永森大智 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ファイナルレース | 21.3% | 35.5% | 48.5% |
| 1300m | 24.2% | 33.7% | 47.4% |
| 馬番が1番-6番のとき | 22.4% | 34.7% | 51.0% |
| 馬番が7番-12番のとき | 26.1% | 32.6% | 43.5% |
| 1400m | 17.6% | 37.8% | 50.0% |
| 馬番が1番-6番のとき | 22.5% | 40.0% | 57.5% |
| 馬番が7番-12番のとき | 11.8% | 35.3% | 41.2% |
となっていて、特に1400m戦の外枠のときに成績を落とす傾向があります。
何度も繰り返しますが、まあ、それでも好成績と言える成績ではあるものの、傾向としては捉えておきたいですね。
同じ視点で赤岡修次騎手を分析
それでは、同じような視点で「高知の帝王」赤岡修次騎手を分析してみるとどうなるのでしょうか。
赤岡修次騎手のファイナルとそれ以外のレースの成績は、
| 赤岡修次 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ファイナルレース | 23.1% | 33.1% | 47.1% |
| ファイナルレース以外 | 30.2% | 48.6% | 62.8% |
となっており、永森騎手よりもファイナルレースでの落差が大きくなっています。
実際に、ファイナルレースで赤岡騎手の馬が人気になっていて、馬券外に飛ぶというケースをよく目の当たりにしている気がします。
それじゃあ、永森騎手と同じように、馬番の内側・外側で差があるのか、確認してみると、
| 赤岡修次 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ファイナルレース | 23.1% | 33.1% | 47.1% |
| 馬番が1番-6番のとき | 20.6% | 25.4% | 39.7% |
| 馬番が7番-12番のとき | 25.9% | 41.4% | 55.2% |
となっていて、永森騎手とは逆に、馬番が内側のほうのときに成績を下げています。
さらに、距離別で見てみると、
| 赤岡修次 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ファイナルレース | 21.2% | 31.0% | 45.1% |
| 1300m | 23.1% | 29.2% | 41.5% |
| 馬番が1番-6番のとき | 15.6% | 18.8% | 37.5% |
| 馬番が7番-12番のとき | 30.3% | 39.4% | 45.5% |
| 1400m | 18.8% | 33.3% | 50.0% |
| 馬番が1番-6番のとき | 22.2% | 29.6% | 37.0% |
| 馬番が7番-12番のとき | 14.3% | 38.1% | 66.7% |
となっていて、1300m戦の内側の馬番で成績が芳しくありません。
赤岡騎手が1300m戦で内枠に入ったら、人気になっていたとしても注意が必要です。
コメント