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エスカレータを歩く実験結果

2008-05-21 13:02:32 | Weblog
エスカレータを歩くのは本当に早いのだろうか?
だとしたらどのくらいかを実際に調べてみた。

<目的>
動く歩道に歩かずに乗った場合と
動く歩道を歩いて乗った場合、どちらがどのくらい速いのか調べる。

<実験内容>
・日時
2008年5月18日(日)午前10時過ぎ
桜木町駅に向かう歩道は空いていた。

・実験者
g・・・27歳女 身長160㎝ 体重51kg
r・・・32歳男 身長168㎝ 体重59kg

・使用道具
ストップウオッチ

・場所
横浜みなとみらい動く歩道
横浜市西区みなとみらい

http://www.minatomirai21.com/development/pdf/info_v069.pdf
みなとみらい公式サイトによると、動く歩道は
延長約60m 約90m 各々2基となっている。
短い60mで実験を行った。

1、動く歩道の速さを求める為、動く歩道に歩かずに乗り、
ストップウオッチにて、動く歩道の始点から終点までの時間を測定する。
g:1分23秒
r:1分24秒
動く歩道の長さは60mなので
g:時速2.60km
r:時速2.57Km

2、動く歩道のスピードよりもゆっくりとした速度で歩き、
ストップウオッチにて、動く歩道の始点から終点までの時間を測定する。
g:1分08秒
r:1分03秒
動く歩道の長さは60mなので
g:時速3.13km
r:時速3.43Km

3、動く歩道のスピードよりも早い、普通の速度で歩き、
ストップウオッチにて、動く歩道の始点から終点までの時間を測定する。
g:0分33秒
r:0分41秒
動く歩道の長さは60mなので
g:時速6.55km
r:時速5.27Km

<考察>
動く歩道で歩かずに乗った場合と、普通の速度で歩いた場合は50秒の違いがあるとわかった。
普通の人間の歩く速度は、時速4~5kmくらい。3の普通に歩く実験は、時速4~5kmで歩いていた
つもりだった。
また、動く歩道のスピードよりもゆっくり歩いた場合でも、動かずに動く歩道に乗るより速いことが確認された。
これはエスカレータを走る人の気持ちもわかる。

更に、動く歩道は距離が長いので、階段でも測定してみた。

場所:東急東横線日吉駅 4番線(上り方面)改札への上り階段
1、エスカレータに歩かずに乗る
   28秒99
2、エスカレータを歩いて登る
   13秒26
3.併設されている同じ距離の階段を歩く
   17秒65

エスカレータに乗るのと、エスカレーターを歩くのは、エスカレーターを歩く方が15秒速い。
階段を上るよりも、エスカレータを歩く方が4秒速い。
エスカレータを歩くと階段を歩くよりも速い、エスカレーターを駆け上がるともっと速いということが確認された。


しかし、動く歩道ですら50秒の差。
そのたった50秒の差の為に、片側を歩く人用に空け、もう片側は行列。
この行列に並び、エスカレータに乗れるまでの時間と、エスカレーターを歩く人の時間、トータルで考えると時間は節約されているのでしょうか?
荷物が多い人、子供を連れている人、怪我をして、片手しか使えない人、その人たちをエレベーターに追いやり、急ぐ人がエスカレーターを歩く。
その人たちがエレベーターを待って乗る時間の分、急ぐ人は時間を得ているのでしょうか?

この実験結果を見て、一人でも多くの方がエスカレターの片側を空ける習慣を疑問視してもらえると幸いです。
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