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2019年12月29日 紙面から
来春のキャンプで1、2軍コーチの交流を構想する与田監督=北谷球場で(小沢徹撮影)
中日の与田剛監督(54)が来春キャンプでコーチ陣に1、2軍の壁を一時的に撤廃。相互に行き来させる考えを明かした。1軍コーチが2軍の練習を視察し、2軍コーチが1軍キャンプに参加し指導する。首脳陣の間で意見交換をより活発化させるためで、与田竜は1、2軍を「ワンチーム」にして反攻を期す。
巡回コーチだけが、1軍と2軍を行き来するだけではない。与田監督はチームを強くするため、来春キャンプで、とある計画を温めていた。それが1軍コーチを2軍へ、2軍コーチを1軍へ、往来させることだった。
「キャンプでは1軍のコーチに2軍を見に行ってもらったり、2軍のコーチに1軍に来てもらったりしようと思っている」
より多くの目で見た方が、選手個々の課題、修正点など気付くことが当然、多いはず。指揮官も「今年も(1、2軍の交流は)できていたけど、もっともっとできるようにね。意見交換をどんどんしてほしいと思っている」と言葉に力を込めた。
今年のキャンプでも2軍で練習試合が組まれれば、与田監督やコーチ陣が直接視察に行っていた。それでも1軍コーチが通常の指導で2軍練習に参加したり、2軍コーチが1軍に呼ばれて指導するのは、ほとんど例がない。スタッフも含めて全員で一丸となって戦っていく。与田監督ならではのアイデアといえる。
11月23日に来季のコーチングスタッフが発表された際、加藤球団代表は「監督は打撃投手など裏方さんも含めて、もうちょっと風通しをよくしたいという希望があった」と話していた。風を通りやすくするための手段のひとつが、今回のコーチ陣の往来といえる。
もともと1軍と2軍でコーチ陣は振り分けられているが、それも力量というわけではない。あくまで適性を考えてのこと。「選手たちは沖縄に入ってからが勝負。どんどん競争してほしい」と与田監督は願う。その競争をより激しくするため、コーチ陣にも1、2軍の垣根にとらわれず、どんどん議論を重ねてほしいと考えているわけだ。
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