はじめに
北九州の小倉というところに行ってきました。いろいろ学びがあったので忘れないうちにまとめておこうと思います。量子コンピュータベンチャーを東京で立てるのより数倍難易度が高そうです。また、現在は東京でのビジネスが崩れつつある業種があり、やはり地方での機運が高まっています。さらに九州は他のエリア(関西より)よりも先端技術に対して取り込みが早いので、全国のいいケーススタディになりそうです。
小倉?
KOKURAで、コクラです。おぐらではないです。というところから始まりました。
北九州?
北九州市(きたきゅうしゅうし)は、福岡県の北部に位置し、関門海峡に面した九州最北端の都市である。九州の玄関口として栄えた歴史を持ち、1963年(昭和38年)に門司、小倉、若松、八幡、戸畑の五市の対等合併[1]を経て、三大都市圏以外では初の政令指定都市として誕生した[2]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%B8%82
なんかどおりでやたらと活気があって学生が多くていい車が走ってるわけです。。。全然活気あると思いました。
小倉?
小倉北区(こくらきたく)は、北九州市を構成する7区の行政区の一つである。北九州市の中心地区であり、小倉駅や北九州市役所がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%80%89%E5%8C%97%E5%8C%BA
今気づきましたが、海に面してるんですね。。。
地元の人はあんまり気付いてなかったですが、立派な都会でした。ポテンシャルあります。商業も発展してるし、レクサスも売れているようです。
何より駅の中からモノレールが出てるという未来都市の風格がありました。
小倉地味にやばいです。
量子ベンチャー?
実は春先から北九州からたくさんインターンが九州から来ました。大学もそれぞれです。その中で九州大学のプログラミングサークルとベンチャー企業希望者がいたので、受入れをしました。そして定期的に東京に来て情報収集をしています。インターンの方は小倉駅前で勉強してました。
また、同時期に九州で勉強会をさせていただいているpiacereさんのお誘いで小倉にお邪魔することが増えていました。https://qnn.connpass.com/event/115445/
そして、同時期に小倉で定年退職された方がいたので、当日たまたまお声がけをして一同に介したらベンチャーができました。
人材が大事
当たり前ですが、人材が揃わないとベンチャーはスタートしません。今の時代資金はあまり問題にはなりません。
1、実働の社長と実務の計算をする人
2、周辺業務や営業をサポートする人
3、株主やパトロン
この3つがそろうとスタートします。
いくら実務の計算が上手い人がいても営業サポートがいないと仕事は増えません。また、初期はお金がどうしてもかかるのでパトロンも必要です。1、2、3になるほどに年齢も高くなります。
その3つが偶然揃ったのが小倉になるのですが、偶然ですが東京でそのような話になってきたのですが、北九州からどう時期に量子コンピュータ関連で東京に北九州からそれぞれ偶然別々でくるっていうのがすごいです。
ステップ
やはり危機意識と地元の発展に貢献したいという気持ちなんでしょうか。そんな気がします。やることを書きます。
1、地元の大企業をきちんと話をしにいく
2、地元企業に貢献できる形で量子コンピュータを活用する
3、やることは定式化とIT教育
4、その後の課題は地元からどのように全国区に挑戦するか
あたりになりそうです。特に一番大変なのは四番でしょう。
1から3番までのところは努力と誠意でなんとかきちんとやればなりますが、その後に大きく羽ばたくために何をすれば良いのかは結構肝になりそうです。
北九州を飛び出してさらに大きくなれるかどうかが大きな鍵でしょう。何より地元からスタートする分地元を出るという決断は大きくなりそうです。
地方量子コンピュータベンチャー企業のバリュエーションは未知数
もちろん仕事として数学が基礎になるので、機械学習や通常のシステム設計や構築なども仕事として受けられるので、仕事に困ることはないと思います。
全国区で200億程度のバリュエーションになると思います。地元だと20億とかのバリュエーションでしょうか。ぜひ地元に貢献できる企業があると、みんな安心するしいろいろ希望が持てるのではないでしょうか。
城
地元の人はあまりいかないみたいですが、海外からすごい注目されそうです。
アニーリングかゲートか
地元量子コンピュータベンチャーとなるとしばらくはアニーリングの最適化問題一択になりそうです。マシンはD-Waveの他、来年からはmicrosoftとawsで使えるようになるのでIBMと合わせてマシンはクラウド調達できそうです。
情報発信
大事です。まずは地元の協力を得る必要があります。
コミュニティFMに参加してきました。
https://youtu.be/OhIgFrLHmSM
地元の新聞やメディアなどをフル活用しましょう。
余談
小倉ではまだまだキャッシュレスがこれからのようです。東京は現金使うのタブーな雰囲気にだんだんなってきているので、今後はキャッシュレスも全国にはやる気がしました。
ということで、頑張りましょう。