以前、ノーツのリッチテキストフィールドを使ったポータルについて書きましたが、本日デモアプリをアップロードしました。
(下図中央ポータル画面は、1つのリッチテキストフィールの中に貼り付けられた表や埋め込みビューで作成されています)
興味がある方はダウンロードしてお試しください。
1.ポータルの表示
データベースを開くとフレームセット「ポータル (fsPortal)」が表示されます。
このフレームセットの中央のフレームでは特定の文書を表示します。(ビュー「ポータル (vwPortal)」の最初の文書)
文書には、リッチテキストフィールドが1つだけあります。
そのリッチテキストフィールドにポータル画面を構成する「表」「セクション」「ホットスポット」「埋め込みビュー」「ボタン」をひたすら貼り付けています。
リッチテキストなので、好きな位置に添付ファイルを貼ったり、デザインを変更したり自由にできます。
中央の各種DBを切り替えて表示する領域は、表のタブを式(フィールドの値)で切り替える機能を使って表現しています。
(ボタン「初期値設定用」は、初期タブの設定用です)
2. 管理画面の表示
画面右上隅のリンク「管理画面へ」をクリックすると管理用のフレームセットが開きます。
3. スケジュールの表示
フレームセット下部の▲をクリックするとスケジューラが表示されます。(埋め込みスケジューラ」を使用)
上部のセクション「メンバー」を展開して、ボタン「メンバー登録」からスケジューラに表示したいユーザーを登録します。
登録後、ボタン「更新」をクリックしてください。
4. データベースカタログの表示
フレームセット左端の▲をクリックするとサーバーのカタログDB(catalog.nsf)が開きます。
データベースを検索して開くことができます。
ユーザーのホームサーバー(@MailDbName)のカタログDBを開くように設計しています。
お試しの環境で下記エラーが表示される場合、設計を修正して下さい。
5. 履歴
フレームセット右端の▲をクリックすると最近開いた文書の履歴が表示されます。
これは、ノーツクライアントの左端にある「履歴」の元となるビューを表示しています。
まとめ
トリッキーな部分も多く、運用や使い勝手を考えると?のある部分もありますが、リッチテキストの面白さを感じてもらえたらと思い公開することにしました。
何か開発の参考になれば幸いです。