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2019年12月28日 紙面から
厳しい表情で打撃練習する石川昂=沖縄県金武町で(今泉慶太撮影)
中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(18)=愛知・東邦高=が27日、歯の矯正に乗り出す考えを明かした。もともと歯並びが良くないそうで、かみ合わせが悪いことを自覚。プロ入り後、よりパフォーマンスを発揮できるように来年1月からマウスピースを使って矯正する。石川昂はこの日、参加していた東邦高の沖縄県金武町での合宿を打ち上げた。
鋭く左足を踏み込み、バットを振り抜いた。インパクトの瞬間、自然と口元に力が入る。沖縄の空に、鮮やかに描かれたアーチ。期待の長距離砲らしく、石川昂は何度も柵越えをマークした。
順調な調整に見える一方で、改善に動かなければいけないことがあった。それは歯だ。決して虫歯とかではない。「もともと(歯と歯の)開きがあるんです。自分は力が入るとき、グッとかむタイプと言われます。だから直した方がいいと」。力を入れるとき、口元に力が入るのはアスリートではよくあること。そのため、奥歯がボロボロになる選手は多い。
より力を引き出すため、もっとかみ合わせが良くなった方がいいと石川昂は考えた。今月上旬に歯科医院を訪れ、来年1月後半から矯正していくことを決断した。透明の薄いマウスピースを使い、食事以外のほとんどの時間で装着。2~3週間ごとにマウスピースの形状を変える負担の少ない方法を取る予定だ。
歯の状態などで個人差はあるが、石川昂は「完全に並びがきっちりするまでは、2年以内と言われました」と言う。費用も矯正具合で異なるが、2年間トータルで100万円を超える場合もある。すでに、自己投資のため計125万円で超音波治療器と電気治療器を購入した。今回もパフォーマンス向上のため、惜しみなく財布のひもを緩める。
東邦高の先輩、藤嶋も8本の歯を抜き、かみ合わせを修正した。まずワイヤ矯正を行い、その後にマウスピースを使用。全てが歯のおかげではないとはいえ、成績向上の一因になっている。石川昂も同様の手順を踏む予定だ。
石川昂はこの日、午前中は1時間あまりのウエートトレーニングと守備練習に取り組んだ。午後は3時間、バットを振り込んだ。25日から参加した東邦高の沖縄合宿を、ハードメニューで打ち上げた。
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