安倍実弟の名も 秋元カジノ疑惑キーマンの“華麗なる人脈”
日本でカジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を目指していた中国企業による外為法違反事件の捜査で、すっかり周辺が騒がしくなっている自民党・秋元司衆院議員。中国企業と接点を持つきっかけは何だったのか。ここへきて、両者の関係をひもとく上でカギを握る人物が浮上しているが、日刊ゲンダイ本紙の調べで、そのキーマンには華麗なる「政界人脈」があることが分かった。
目下、キーマンと目されているのが、中国企業の顧問だった日本人男性K氏だ。秋元氏と中国企業トップが講演した2017年8月のシンポジウム(那覇市)開催を主導した人物とされる。18年10月には、内閣府副大臣でIR担当だった秋元氏と執務室で撮影したツーショット写真をSNSに投稿している。
2人に面識があるのは間違いないが、K氏には他にも自民党議員との接点があったようだ。K氏のSNSには、パーティーや事務所などで自民議員と一緒に撮影された数々の写真が投稿されているのだ。
今年2月6日付のSNSには大物議員とのツーショット写真が。ナント、安倍首相の実弟、岸信夫衆院議員である。場所は不明だが、2人ともニコやかな表情で写真に納まっている。K氏は〈とてもお話ししやすい方〉とコメントしている。