【個人輸入】PPCSでPC・水冷パーツを購入&輸入する方法|③発送編

自作PCを作っていると、国内では入手が難しく海外のショップでパーツを購入したい場面が出てきます。
また、国内よりも海外のショップで購入したほうが安くなる場合もあります。

しかし初めて海外のショップを利用し、個人輸入する場合は不安だったり、難しそうと感じたりすると思います。

そこで今回は、初めて個人輸入をする方のために、海外ショップでの登録方法から料金の支払、荷物の受け取りまでの一連の流れを、実際に商品を購入しながら解説していきます。

今回は「PPCS(Performance-PCs)」という海外のショップを例に解説していきます。

全3部に分けて紹介していきます。今回は第三回目「発送編」です。

今回の記事内容

①アカウントの登録

②商品の購入と料金の支払い

③商品の発送と受取 ←★今回の内容

アカウント登録および商品の購入は前回までの記事を参照してください。

①登録編
【個人輸入】PPCSでPC・水冷パーツを購入&輸入する方法|①登録編

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②購入編
【個人輸入】PPCSでPC・水冷パーツを購入&輸入する方法|②購入編

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発送と受取

商品の発送

商品が出荷されると、PPCS から出荷完了のメールが届きます。

今回は注文したのが月曜日で翌日の火曜日に出荷メールが来ました。

ショップ在庫がなく予約注文の扱いだったので時間がかかると思っていたので迅速な対応にびっくりしました。

出荷メール

【タイトル】Performance-PCs.com: Shipment # SHIP-19-07-22-XXX for Order # ORD-19-07-22-XXX


 

 

配送状況の確認

配送状況の確認(荷物の追跡)は PPCS からの「出荷メール」または「マイページ」から確認できます。

出荷メールから確認する

PPCS から届いた出荷メールに追跡番号(Tracking Number)が記載されています。

メール下部に追跡ページのリンク(Tracker URL)が記載されています。

クリックすると PPCS の出荷状況の確認ページが開きます。

 

マイページから確認する

マイページからも確認することができます。

サイト右上にある[My Account]をクリックします。

 

ダッシュボード画面が表示ます。
最近の注文(Recent Orders)の[Track Order]をクリックします。

出荷状況のポップアップが表示されます。

追跡番号(Tracking Number)が DHL の公式サイトへのリンクになっています。
クリックすると DHL の出荷状況を確認することができます。

 

DHL の出荷状況は以下の公式サイトでも確認できます。

リンク】DHL公式サイト
https://www.dhl.com/en.html別タブで開きます)

DHL公式サイトにアクセスしたら、右側の「Track Your Shipment」に追跡番号を入力して右の矢印マーク[>>]をクリックします。

 

配送状況が表示されます。

 

注文から受け取りまでの時系列(今回の場合)

配送状況を時系列順にザックリまとめました。
(実際は各国内でも様々な施設を経由しています。)

表.配送状況
日時時刻ステータス詳細(ロケーション)
2019/07/22(月)12:07注文PPCS
   
2019/07/23(火)14:55出荷アメリカ合衆国 - ユタ州ソルトレイクシティ
   
2019/07/24(水)02:42転送(着)アメリカ合衆国 - オハイオ州シンシナティハブ
 05:43転送(発)アメリカ合衆国 - オハイオ州シンシナティハブ
   
 2019/07/25(木)10:20転送(着)日本 - 成田
   
 23:30転送(着)日本 - 大阪
   
2019/07/26(金)13:32受取DHLジャパン

配送ルートを地図で示すと下記のようになります。

 

受取時にかかった費用

荷物の受取時に運送会社への料金の支払いが必要でした。自宅までの配送は「DHLジャパン」でした。

支払い料金の内訳は次のようになります。

内訳

(1)輸入関税        ⇒ 0円

(2)輸入内国消費税等    ⇒ 800円

(3)立替納税手数料(内税) ⇒ 1,080円

(4)その他         ⇒ 0円

合計:1,880円

内国消費税

個人輸入にかかる消費税の計算は次のようになります。

消費税の計算式

個人輸入の場合は、商品代金(送料は含まない)に関して消費税が掛かります。
また課税対象になるのは商品代金の60%になります。(0.6掛けルール)

消費税は「内国消費税」「地方消費税」に分かれています。
消費税8%の内訳は「内国消費税(6.3%)」「地方消費税(1.7%)」です。

個人輸入にかかるのは「内国消費税(6.3%)」だけになります。

「商品代金」x「課税対象(0.6)」x「内国消費税(0.063)」=「消費税」

※消費税の100円未満は切り上げになります。(783円→800円)
※課税価格(商品代金x0.6)が1万円以下の場合は免税(消費税0円)になります。

商品代金(185ドルx112円)x 0.6 x 0.063 = 783円

100円未満は切り上げのため消費税は「800円」になります。

 

さらに詳しく知りたい方はこちらのサイトが非常に参考になります。

「個人目的」輸入品に消費税はかかる? 誤解を正しく理解する! | HUNADE EPA/輸出入/国際物流/貿易求人
「個人目的」輸入品に消費税はかかる? 誤解を正しく理解する! | HUNADE EPA/輸出入/国際物流/貿易求人

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立替納税手数料

(3)立替納税手数料とは、荷物を国内に持ち込む際の手続きをDHLが代わりに行っており、その手数料のようです。

輸入通関手続きを迅速に行うべくDHLが関連する関税・消費税を立て替えてお支払いします。
関税・消費税のほか立替手数料をご契約の期日にて請求させていただきます。

引用:

 

立替納税手数料の金額は次のように決まります。

 

以上


 

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