横綱白鵬(34)=宮城野=が27日、東京都墨田区の宮城野部屋で年内最後の稽古を行い、遅ればせながらのクリスマスプレゼントも手にした。大手牛丼チェーンの「吉野家」から、大好きな牛丼がプリペイドカードなどで大量に贈られた。
「クリスマスプレゼントだね。これでオリンピックまで(現役で)いけるぞ」。雑誌の記事で白鵬が牛丼好きだと知った吉野家が、プリペイドカードと合わせて並盛り280食分をプレゼント。その白鵬は、牛丼について熱く語り始めた。
「幕下上がってから体重が半端なく増えた。110キロから135キロ。5カ月で25キロ増えた。吉野家のおかげです」
まさに吉野家の肉と米が横綱の体の一部。「間違いありません」と語気を強めた。その当時は「2つは食べてましたね。2つめは卵入りで。とにかく腹いっぱい食べるのが目的ですね」と懐かしそうに振り返った。
プリペイドカードは通常のオレンジではなくブラック。販売しているものではなく特別な顧客に配っているもので、吉野家大好きの白鵬はこれにも大喜びだった。