来年2月に期限を迎える眞子さまの結婚問題だが、私は眞子さま結婚されると考えている。そしてこれは秋篠宮殿下が「国民に寄り添うよりも、個人を優先します」と宣言したことと同義ではないだろうか?
どうなる結婚延期問題
破談か、結婚か、再延期か…。いずれの選択肢を眞子さまは取られるのだろうか?
もし宮内庁に本件でクレーム電話したことのある方ならば「眞子さまのお気持ち次第」という返答を頂いていると思う。これは本件に対する宮内庁の一貫した立場だ。もちろん個々の職員でこの結婚を前向きにとらえている人は僅かであるが…。
眞子さまが小室圭さんを選ばれ、それを秋篠宮ご夫妻が認め、天皇皇后両陛下(現、上皇ご夫妻)がご裁可を与えた意味は大きい。もし現皇室が「男系男子」による皇統維持をなんとしても守ろうとしていたならば、眞子さまのお相手は、男系男子のかたから選ばれていたに違いない。だがそうはならなかった。眞子さまのみならず高円宮家の女子たちも誰一人として、男系男子の方と結婚されていない。
眞子さまや高円宮家女子の結婚を俟たずとも、上皇ご夫妻の長女・清子さまのお相手が旧皇族に連なる方ではなく、黒田慶樹さんという一般人だった時からこれは明らかだ。
実は皇室は「男系男子」という伝統を守ろうとしていないのだ。
宮内庁が悪い?
眞子さまが小室圭さんを選んだ責任を宮内庁に被せてくる人もいる。ツイッターで次のような返信を頂いた。
だから、今の宮内庁は駄目なんだと。
ツイッター
眞子様の結婚問題も、100%宮内庁が悪い。
「お気持ちが大切」は建前で、しっかり監督し、こういうトラブルを起こさないのが役目なのに。
皇族に意思決定させない、自由にさせないというのは、皇族に責任を取らせないという事ですよ。
つまり眞子さまと小室圭さんの結婚について、宮内庁がしっかり監督していれば、こんなことにならなかったのだという。そして「皇族の意思尊重」は「仕事しません」と同様だというのだ。
だから、ダメなんでしょう?
ツイッター
皇族の意思を尊重だなんて、「仕事しません」と同様ですよ。
戦前は、そんな事なかったのに。
宮内庁職員は給料泥棒で売国奴だと、そういうお話ですね。
はっきり言って主張していることが滅茶苦茶だ。というか宮内庁の干渉を嫌がって、好き勝手やりたいと言い出したのは秋篠宮家だ。好き勝手やっている秋篠宮家が、その家風に基づいてお相手を見つけたのに、その責任を宮内庁に押し付けるなどおかしな話だろう。
眞子さま結婚は「国民との別離」を意味する
話を戻そう。
戦後の皇室は、国民に寄り添い、共に歩むことを標榜してきた。眞子さまと小室圭さんの結婚は国民の七割が反対しているという。
この状況で眞子さまと小室圭さんの結婚が強行されたならば、秋篠宮殿下の「監督責任」が問われるのみならず「国民に寄り添い、共に歩むこと」という皇室の大原則に反することになる。よって、眞子さまの権威は秋篠宮家の権威そのものに重大な影響を及ぼすことは疑いない。悠仁さまの正当性にも関わる重大問題である。
もちろん眞子さまが結婚されるとなれば、先に皇室離脱して、一時金を辞退するなどの「配慮」ながされるだろう。だがそれは「苦肉の策」にすぎない。多くの国民はこの結婚を祝福しないし、秋篠宮殿下もそれを覚悟で送り出すだろう。
つまり本記事の結論を要約すれば、眞子さまと小室圭さんが結婚することは、秋篠宮殿下が「皇室の伝統」や「国民の願い」よりも、「個人の希望」を優先させたことを意味する。はたしてそのような人物に「皇嗣」が相応しいであろうか? 私には「皇嗣辞退宣言」と同義に聞こえる。
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