メールDBのプリファレンスでは、ユーザーが個別に各種設定を行えます。
ポリシーを使って一部は管理者が設定できますが、逆に管理者がユーザーの設定した内容を確認したい場合もあるかと思います。
「所有者の設定は正しく設定されているのか?」
「カレンダーのカテゴリの登録状況は?」
「メールやカレンダーへのアクセス権限の付与状況は?」
などをまとめて確認するのに使用できないかとユーザーのメールDBのプリファレンスの情報を収集するDBを作成しました。
今回、私が知りたかったのは「カレンダーのカテゴリ」と「アクセス権限の付与状況」だったのでサンプルで3つのビューのみ作成しています。
申し訳ありませんが、その他の情報については必要に応じてビューや列を追加してください。
注意事項
- メールDBであるかどうかは判定していません。
- プリファレンスのプロフィール文書が存在するかどうかは「プリファレンス有無」(ビューのアイコン:緑の旗)で確認できます。
- ご使用前に適切なユーザーで署名してください。
- いかなる明示または暗黙の補償も責任も負いかねます。
- ご利用の際には自己責任であることをあらかじめご了承ください。
- 開発環境:Notes 9.0.1 FP10
使い方
1. テンプレートをダウンロードします。
こちらからダウンロードできます。
2. 適切なユーザーで署名します。
3. テンプレートからデータベースを作成し適切な ACL を設定します。
4. 調査対象のメールDBへのアクセス権限があるユーザーで開きます。
5. データベースを開きます。
6. 「1.データベース」ビューを開きます。
7. アクション(右端)の「環境設定」ボタンをクリックします。
-
調査対象の「サーバー」を設定します。
-
調査対象の「フォルダ」を設定します。
-
設定したフォルダ以外はスキップします。
- 複数のフォルダを指定する場合、改行またはカンマで区切って入力してください。
-
8. 環境設定を保存して閉じます。
9. アクション(右端)の「調査」ボタンをクリックすると調査が開始されます。
10. 結果がビューに表示されます。
「2.プリファレンス」配下のビューから収集したプリファレンスの情報を確認します。
必要なビューが無い場合、自由に追加してください。
補足:再調査する場合
再度「調査」を実行した場合、「レプリカID」&「サーバー」&「ファイル名」が同一の場合、情報が上書き更新されます。
削除したメールDBがある場合、手動で文書を削除してください。
以上