最先端のトレーニングで過去の自分によみがえる。日本ハム・斎藤佑樹投手(31)が26日、東京都内のトレーニングジム「トータル・ワークアウト 六本木ヒルズ店」で自主トレを公開した。
「ストレートが1キロでも2キロでも上がれば、自分の持ち味が上がると思う」。2年連続0勝に終わった右腕が掲げたテーマは「球速アップ」。今季の最速は143キロ。球速を上げるため、さまざまな選手の投球フォームの映像をチェックしてきたが、理想のフォームは自己最速150キロを記録した早大時代の「自分」だった。「チームが優勝するためのワンピースになれれば」。あの時の輝きを取り戻すことを誓った。