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2019年12月25日 21時8分
動体視力を鍛えるトレーニングで任意の方向に動く目標物を目で追う根尾
中日の根尾昂内野手(19)が25日、名古屋市の水谷病院で米国流の動体視力を鍛えるトレーニングを受けた。自ら球団トレーナーに志願して実現した“目”の自主トレで、大リーグ・メッツでも取り入れられていた方法で鍛えた。
やっぱり持っている意識の高さはハンパない。根尾が1年目のクリスマスに向かったのは名古屋市内の病院。けがをしたわけでも、病気になったわけでもない。理由は動体視力のトレーニング。自らの意志で実現した。
「これまで動体視力といえば『調べる』ということしかしていなかった。どれだけ数値を落とさないようにするかでした。新しいものはどんどん取り入れていきたい。『鍛える』っていうのは新鮮な感じですね」
キッカケは今年1月の視覚機能検査。同期らとともに検査してコントラスト感度などでトップクラスの数字をたたき出した。それでも納得の数字ではなかったことで、シーズン中から鍛えたいと考えていたそうだ。今オフから大阪桐蔭高の先輩で同僚の平田が取り組んでいるとはいえ、日本のプロ野球では珍しい視力トレ。球団トレーナーに依頼すると、この日、選手1人で入門した。
今回受けたのは大リーグでは導入しているチームもある最新トレーニングだ。指導したのは理学療法学が専門の日本福祉大・浅井友詞教授。同教授によると、メッツのチームドクターから教えを受けたメニューで、メトロノームのカチカチという音に合わせて首を左右に振り、次々に現れるパネルの数字を読み上げるというもの。目の筋肉と直結する三半規管などに刺激を与えながら動体視力を鍛える方法だった。
メニューを終えると「ふー、疲れました」と根尾。パネル10枚、合計50個の数字で言い当てられた数は49個。間違えた1個も「8」を「9」と言い間違えただけだった。一般的には9割5分ほどの正答率なだけに、浅井教授は「やはりすごい数字です」と感心した。
その後は左右に揺れるボードの上に立ったり、大きなボールの上に座ったりしながら、投げられたボールを取る練習も体験。サングラス風のビジョントレーニング用メガネ「ビジョナップ」もつけながら、動きの中で物を見ることに慣れるようにトレーニングした。
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