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2019年12月26日 紙面から
鏡を見ながらバットを振る阿部=中日ドラゴンズ屋内練習場で(今泉慶太撮影)
中日の阿部寿樹内野手(30)が25日、ナゴヤ球場での年内の自主トレを打ち上げた。50分間に渡ってマシン打撃でフルスイング。来季の目標の一つとして、今季は139・8キロだった平均打球速度の150キロ到達を掲げ、強く振る原点に立ち返る考えを示した。
激しい打球音が中日屋内練習場に響き続けた。衝撃でバットが砕けんばかりのフルスイング。数球ごとに打撃用手袋を締め直す姿が力の入りようを物語る。50分間で約500球。最後は鏡の前で素振りを繰り返し、阿部が汗をぬぐった。
「自主トレではもう1回体を大きく使って大きく振ろうと。今季はどうしても結果を欲しがって小さくなっていた部分があるし、初球から当てにいった場面もあった。根本は強く振ること。基礎、幹の部分に立ち返ろうと思います」
今季は4年目で初めて規定打席に到達し、リーグ10位の打率2割9分1厘とブレークした。それでも「よくやったという感じはない」。見えてきたのは理想と現実とのギャップ。試合に出続けたことで目指すべき姿が明確になった。
「巨人の坂本さんも、広島の鈴木誠也も、DeNAの筒香さんも主軸を打っている打者は守っていても威圧感があった。当てに来る打者なんて全然いなかった。空振りしても怖い打者になりたいし、右にも強く振れるようになりたい」
求める数字がある。「打球の速さですね。平均で150キロくらい出せれば」。球団が使用している測定器トラックマンのデータによると、今季の阿部は最速173・3キロで平均139・8キロ。チームの規定打席到達者では最速187・7キロ、平均144・4キロだったビシエドに次いでともに2番目だったが、理想は高かった。
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