今日は実話なホラー話を
簡単に小説風に書くね(p`・ω・´q)w
(細かい空白とかはブログだからしませんww)


14年前の夏休み。私は友人のミユ(仮名)とユウ(仮名)と一緒に、お泊まり会をしようということになった。

私の実家がお泊まり会の会場となり、ゲームをしたり喋ったりして楽しく過ごしていたのだが、当時小学生だった私たちは、だんだん家の中での遊びに飽きてくる。すると、誰かがとんでもないことを言いだした。

「こっくりさんをしよう!」

好奇心旺盛な私たちの中に、止める人間なんていなかった。二つ返事で、そのこっくりさんは始まってしまったのだ。

見様見真似で紙に書いた、こっくりさんを呼び出す為の文字列の上には錆びた十円玉。その十円玉に、3本の人差し指が添えられる。私が十円玉を見つめていると、ミユが呪文を唱え始めた。

「こっくりさん、こっくりさん。いらっしゃいましたら教えてください。ここにいますか?」

あ行からわ行までの平仮名が書かれた紙の上を十円玉がゆっくりと滑り、「はい」と応えると鳥居のマークが描かれた場所に戻っていく。

3人で目を合わせ、息がぴったりなことに笑む。そのまま次はユウが質問し、こっくりさんが応える。その次は私が質問し、こっくりさんがまた応える。同じように繰り返して、私の2巡目が回ってきた時だった。私が質問をしようとした瞬間、言葉を遮るように雷が鳴り始めた。先程まで晴れていた空は曇り、大粒の雨が窓ガラスを叩く。

「えっ、雷?」
「なんか暗くなってきたね。……やめる?」

あの時は偶然、天候が悪くなってしまっただけだろう。しかし、もしかすると小学生ながらに私たちは何かを感じとっていたのかもしれない。

「そうだね。他の遊びしよっか」

雷に怯える私たちを見てユウが頷くと、 それを合図に3人は十円玉から指を離してしまう。その瞬間。突然、私の背後にあった2階へ続く階段から物音が響く。

トットットットッ……。

まるで猫が軽やかに階段を上がっていくような音だった。私は、当時飼っていた三毛猫が2階に上がったのだと思っていた。

「違う遊び……そうだ、琴(猫の名前)と遊ぼっか!」

私はユウとミユの返事も聞かずに、2階への階段を上っていく。しかし、2階に上がったところで私は違和感に気付く。

2階には弟の部屋と私の部屋への扉が左右にそれぞれあったのだが、どちらも扉は閉まっている。つまり、2階は完全に行き止まり状態なのだ。しかし、そこには猫なんかいなくて私は唖然とする。首を傾げながら1階に戻り、元の場所に座りなおすと、私はユウとミユに報告した。

「聞き間違いしちゃったみたい!  琴ちゃん、2階にいなくてさー。おかしいなあ」

あはは、と笑いながらミユとユウの方を見ると、2人が明らかに青ざめた顔で私の方を見ていることに気付き、私の顔から笑みが消える。

「え?  何、どうしたの?」

様子がおかしいミユとユウを訝しげに私が見つめると、ミユが人差し指を机の下に向ける。

「せみ……ずっと居たよ」

ミユの言葉に首を傾げながら、ミユが指差す場所を見た私は目を見開く。そこには、私が先程探しに行ったはずの琴が、ミユの足元で丸くなって寝ていたのだった。

「え?」
「だからね?  こっくりさんをしてる間も、琴ちゃんはずっと私の足元にいたんだよ!  最初に座った時に、足に毛が触れたから何だろうって思って見たら琴ちゃんで。ずっと足元に居たんだってば」

眉を下げてミユが訴えてくる。全身の力が抜けていくような恐怖が、私の中で芽生えていく。

「え?  待って。さっきの足音、私の聞き間違いだよね?」 

恐る恐るユウに聞くと、ユウは首を振った。

「いや。私たちも聞こえたよ。トットットッ……って」


その後、引っ越してその家には誰も住んでいませんが、あれはコックリさん(キツネの霊?)を呼び出してしまったのに、私たちが指を離したから帰れなくなったこっくりさんがさまよった挙句、階段を上がっていく音だったのかもしれません……。

つまり、まだあの家にはこっくりさんが……!?


っていう実話!(p`・ω・´q)!
最後は想像だけど!

あの時は、リアルに「きゃああああああ」って
3人で叫んだよ!!!!

そして職場の人に
リラックマうまい棒もらったよ!!
私がリラックマ好きだと思われてるから!!
(p`・ω・´q)←
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