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【芸能・社会】

河村・名古屋市長「僕のことをナチスと言った」 愛知県知事を批判 トリエンナーレ運営会議

2019年12月26日 16時10分

開催直前のあいちトリエンナーレ実行委員会運営会議

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 国際美術展「あいちトリエンナーレ2019」(8月1日~10月14日)の実行委員会運営会議が26日、名古屋市内で開かれ、会長の大村秀章・愛知県知事と、共催する名古屋市の河村たかし市長が白熱の口論を繰り広げた。

 入場者数が過去最高となったなどの事務局の説明を受け、河村市長は「『大村トリエンナーレ2019』にふさわしい大村知事の独裁、独断。僕のことをナチスと言いましたけれど、自分のことを言ったのでは。国民に謝罪してほしい」と公共施設での展示決定を批判した。

 大村知事は「事業計画に基づいて、手順を踏んで(トリエンナーレを)やってきた。ナチスという発言をしていない。事実をしっかりお伝えいただきたいと応えた。

 トリエンナーレでは、その一部の「表現の不自由展・その後」で展示された彫刻「平和の少女像」、天皇の肖像を焼く映像作品をめぐって批判の電話やメールが殺到した。河村市長は公共施設での展示はふさわしくないと抗議し、大村知事は表現の自由を守るために展示継続を主張してきた。

 

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