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【編集日誌】

根尾はMLB式で動体視力を鍛え、攻守に役立てる。

2019年12月26日

 ☆…エンゼルスの大谷は149.44キロ。ビシエドは144.4キロ。この数字はバットにあたった打球の平均時速です。強く振れば振るほど打球は速くなりますが、空振りも多くなります。無死満塁の場面でも強く振れるかどうか。今年殻を破った阿部が来季に目指すのは、そこだそうです。彼の平均は139.8キロでした。結果を欲しがり当てにいっていた時があったそうです。しかし、守備位置から筒香や坂本、鈴木誠也を観察していると、そんなゆるい打撃をしていないと感じたそうです。目指すは150キロ。大谷超えです。

 ☆…1面は連日の根尾です。動体視力のよさは新入団時の診断でも指摘されていましたが「もっと目を鍛えないと」と感じていたそうです。この日、一人で専門施設のある病院を訪れ、左右に揺れる板に乗って捕球するなど、動きの中で物を見る訓練を続けました。MLBでも取り入れられている最新の方法だそうです。1年間プロの実戦に出て、足りないものを感じればすぐに行動に移す。19歳の少年は貪欲に吸収していきます。(郎)

 

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