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「買い物に行くから、紀ノ国屋に来いよ」

 その3日後、捷雄氏の娘でタレントの梅宮万紗子(42)も、梅宮の親戚にあたる俳優・高橋克典(55)と一緒に梅宮に会っていた。

「万紗子が『パパね、今日、辰夫おじちゃんに会ったよ』というので、『どこで?』と聞くと、青山の(高級スーパーの)紀ノ国屋だと。万紗子が『お見舞いに行く』と連絡したら、『買い物に行くから、紀ノ国屋に来いよ』と返事があり、そこに高橋克典も合流して一緒に買い物をしたようです。それで、『もう買い物に行けるぐらい回復したのか』と安心していました」

 梅宮は去年、渋谷区松濤の自宅を売却し、亡くなるまでは神奈川県真鶴町の元別荘で暮らしていた。最近は3日から1週間くらいの入退院を繰り返していたという。

6度のがん手術を乗り越えた梅宮さん

「自分が電話しても、兄は『大丈夫、大丈夫。お付きの誰々がいるから』という感じで、じゃあ大丈夫なんだろうと思っていた。『こっちはリタイアしているんだから、なんでも言ってもらっていいんだよ』とも伝えていたが、『わかった、わかった』という調子で。ただ、最近は人工透析もしていて、真鶴から病院まで通うのは大変だから、東京に戻るという話もありました」

 葬儀の際に対面した梅宮は「だいぶ細くなっていた」という。

「元気な頃と比べ、顔は3分の2くらいにほっそりとしていた。安らかな顔はしていましたが、こんな小さくなっちゃったんだと感じながら、いろいろな思いもこみ上げてきました。最後に病気になるのは仕方ない。兄は十分に人生を堪能したのではないかと思います」

 12月19日発売の「週刊文春」では、若い時代の豪遊ぶりや、梅宮が最後まで心配していたアンナの男性遍歴や浪費癖、終の棲み家にするつもりだった松濤の家を売却せざるをえなかった事情などについて詳報する。

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あなたの目の前で起きた“事件”募集!

出典元

森田健作 売れないアイドルに県の仕事を発注

2019年12月26日号

2019年12月19日 発売

定価440円(税込)

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